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漢方をきちんと扱いたい、確かな知識を得たい タクヤ先生の漢方講座

日本人の認識っておかしい

先日スーパーの生鮮食品売り場で食材の買出しをしている時にふと飛び込んできたこんな主婦さんたちの会話

「やっぱり食べ物は日本産じゃないと怖いわよねー」
「そうそう国産なら安心だしねー」

これを聞いて思わず話に口を挟みたくなりました。
「その根拠はどこにあるの?」と。


確かに「国産」と書かれていると「~(外国名)産」と書かれているより安全なような気がしてしまいます。ただそこには「減農薬」や「無農薬」などといった表記がなくても「国産だから安全」としてしまいがちなのが日本人の心理。でもそこに根拠は何もないのです。


安全性を疑いながら食事をするというのは美味しさも半減してしまいますのでできれば避けたいもの。とはいえ大量生産、加工の現代社会で完全な無農薬の食事を採ろうというのははっきりいって難しいのです。


と、脅かしてばかりいてもしょうがないので、今日はどなたでも簡単にできる残留農薬を取り除く方法をお教えしましょう。


まず野菜はとにかくまず流水で洗い流しましょう。
根菜やイモ類のようなかたいものはタワシをつかってごしごしと。
葉類やデリケートなくだもの、トマトなどはボウルに水を入れながらふり洗う。


第二に野菜はゆでこぼす。
農薬はゆでるとお湯に溶け出すので料理前にしたゆでしておくと安全です。
ゆでたお湯はもちろん捨ててくださいね。


殺虫剤は野菜の表皮のすぐ下のクチクラ層というところまで浸透しがちです。
野菜の皮はこころもち厚めに剥くことを心がけましょう。
葉物の野菜は一番外側の1~2枚の葉には農薬が特に多いのではがしておきましょう。


きゅうりなどは塩をふってまな板の上で転がすと塩の浸透圧により農薬が表面から染み出してきます。これも使える手段ですね。

・・しかしこんな努力をしなければ安心して食事を採ることができないという現代はやっぱり豊かさと引き換えに何か大事なものを失ってしまっているなあ、と思う今日この頃。


昨日の新聞に「このまま乱獲を続ければ40年後には魚が地球上からいなくなる」という
ある科学機関の出したレポートを見ました。
(これについてあるタレントがテレビで「そうしたら養殖にすればいいんだよ」などと言っていましたがなんと無責任でいい加減な考え方なんだろう、とあきれてしまいました)


安全な食材どころか「食材自体」がどんどん無くなっていこうとしている現代の世界。


乱獲を止め、自然と向かい合うのか、全てを無作為に採り続け最終的に進退立ち行かなくなるのか・・


好きなものを好きなだけ食べたい、できれば天然の安全なものが食べたい。
これはすでに矛盾になりつつあるんじゃないかな、と僕は思います。。


より自然なものを、と望む人間の本質が今まさに問われているのかもしれませんね。


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