花粉が舞った今日に思った「薬局のあり方」
今日は特別風が冷たく強く吹きました。
例年なら暖かい春風が運んでくる
厄介なアイツ(ヒント:花粉)ですが
今年はどうやら北風が運んできてしまったようです。
朝から目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、
あげくのはてには頭痛まで訴える人まで
ちょっとした騒ぎになっておりました。
皆さんの症状にあわせて漢方をお出しするのが
私の使命なわけで一人一人に症状について
お話を聞いていたところ、
一人のお客様がこんなことを言われました。
「いやあ薬が買えてよかった、
病院がやっていない日は困るね」
ちょっと悲しくなりました。
要するにこの方にとっては
症状の改善に関して優先順位は
病院>薬局
ということだからです。
そしてそういう方が決して多くない現代。
父がよく言っていますが昔は薬局とは
「病院の前にまずは相談しに行くところ」
だったそうです。
それが今ではどうでしょう?
かなり大半の方には
「薬局に相談に行く」という発想がありません。
私の中で薬局とは「薬を買いに行くところ」ではありません。
私の中で(漢方)薬局とは
「家庭医学の指導役、相談役としての機能を果たすところ」です。
小難しい言い方をしてしまいましたが要するに
「最初に健康相談をしに行くところ」と言うことです。
確かに薬局(薬剤師)にセルフメディケーションと
公言されてしまえば専門家である医師に相談しに
行くのは当たり前ですしそういう風潮を作っているのは
他ならぬ薬局なのです。
でも私の中での薬局は
まず最初にお悩みを打ち明けていただく
「駆け込み寺」でありたいと思っています。
ストレスがあるから安定剤・・ではなく
なぜストレスがあるのか?
どんな悩みをかかえているのか?
そういう相談に人間としてお話を聞かせていただく。
治療っていうのは
そういうところから始まるものだと思っています。
花粉症を増悪させる生活因子、生活環境、
そういうものを取り除けるのは薬ではありませんから・・。


