航空業界と漢方薬の共通点
私が世界で一番苦手なもの、それは「飛行機」です。
特に高所恐怖症というわけではないのですが
とにかくあんな鉄の塊が空を飛ぶ、というのが
信じられないという現代社会にそぐわない古い人間なのです。
理屈じゃないんですね、要するに「飛行機恐怖症」です。
落ちたらどうしよう、爆発したらどうしよう、と
乗っている間中不安になります。
しかもこのところ飛行機の整備ミスや爆発炎上など
私の飛行機恐怖症に油を注ぐような事件が連発。
そんなわけで先日台湾旅行に行った際にも
隣に座られているサラリーマン風の男性が
ハイジャック犯に見えたり飛行中に尾翼が立てる
「ウィィィィン」という大き目の機械音にも反応し
爆発するんじゃないかと添乗員さんの様子をうかがうという
もはや病気といえるほどの筋金入りの恐怖症。
そんな私みたいな客は少数だとしても、
こういったエアライン業界、機内食やサービスばかりに
目が奪われがちですが、乗客にアンケートをとると
一番に関心を寄せているのはやはり「安全性」だそうです。
これって、漢方も同じですよね。
どれだけ良質なサービスがあろうとも安全性なくして
医薬品を扱うことはできません。
最近の中国食品批判もそうですが、
安全性にはとかくデリケートな日本人。
ああいう騒ぎになるとこぞってマスコミが騒ぎ立てます。
当店にも事実問い合わせが何件かありました。
これに対しては当店の漢方がいかに安全な管理体制で
管理、出荷されお客のお手元に渡っているかを
その都度お役様が納得できるよう丁寧にご説明させて
いただいておりますが、騒ぎになった時にいつも感じるのは
日本人と言う人種は本当にある一部分だけに誘導され、
目を奪われる人種である、と言うこと。
(まあ人間多かれ少なかれあることですが・・)
今回などは中国製品が危険だ、と言う報道を受け、
チャイナフリーと中国製品を避け、やれアメリカ製品だ
国内産は安全だと買いに走るわけですが、
たとえばアメリカ製品一つとっても輸入時に果物などに
大量に使用しているポストハーベスト(防カビ剤)には
強力な発がん性がありますし、日本の食品にも
ダンボールは入っていなくとも養殖や大量飼育の食肉に
あきれるほどの抗生物質を添加している例など
危険なものはいくらでも溢れているのです。
逆に一部の中国製品が規制よりも農薬が多かった、
と言うだけで真面目に作られている中国製品から
目をそらし目の敵のように中国製品を避けて歩くのは
お気持ちは分かりますが正直みっともいい行為とは思えません。
確かに消費者の方が安全性を見極めるのは困難です。
だからマスコミの過熱報道を信じざるを得ない部分も
あるのですが、それこそネット上や通信販売広告に
氾濫する危険な漢方薬や健康食品など、そういうものには
一切疑いを持たずに大量に購入し、服用されておられる方の
なんと多いことか。
・危険なものを作る業者
・必要以上の不安を駆り立てるマスコミ
・全てを鵜呑みにして誘導される消費者
一番悪いのはもちろん危険なものを作る業者ですが
メディアに流れる情報の信頼性を頭から信じこみ、
自分で調べることをしない、というのも危険だと
言わざる得ません。
特に漢方は「副作用がない」という、
迷信に近いような思う込みがあるようです。
だからネットや通信販売でものを買っても
漢方だから間違いはない、と思われる方が多いようですが、
結果としてそれが様々な事故につながる危険性を持ちます。
漢方は使い方を間違えれば副作用も出ますし
ましてや安全性の疑われている不正な漢方も
世の中には溢れています。
ですから私にできるのは私の取り扱うことのできる
専門分野、すなわち生薬や漢方薬に対しての
正しい知識をできるだけ多くの皆様にお教えすることです。
それがどんな着飾ったサービスよりも
お客様にとっての一番のサービスになると
私は思っております。
漢方に悪いイメージを持つ方や疑問、
不安を持つ方はネットや雑誌などをご覧になり、
ご自身のご判断でお薬を選ぶことなく
その前に是非一度私にご相談下さい。
漢方の正しい使い方と知識をお伝えいたします。
PS:飛行機恐怖症を克服する方法をご存知の方、
ご一報下さい。

