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秋は神経病の罠がいっぱいです!

2007年11月 8日 16:26自律神経、うつのお話

記録的な猛暑といわれた今年の夏。
(毎年言われてますが・・ね)

でも私の住む神奈川県ではもうすっかり夏の影は消え
毎日過ごしやすい気温になっています。

夜も窓を開けて寝れば朝方はちょっと肌寒いくらい。
台風が夏をもって行ってしまったようですね。

ドラえもんなみに暑さに弱い私としては
意外に短く感じた今年の夏は
正直ありがたかったです。

さて、そうすると次にやってくるのは秋。

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・

気候もいいし秋はすごしやすい季節、と皆さんお思いでしょうが
実は意外とトラブルが多い季節なんです。

原因である夏の疲れが襲い掛かってくるのは
夏まっさかりではなく、これからなのです。

体調は胃腸疾患を中心に崩れがちになりますが
この胃腸疾患も夏の間に冷たいものを飲みすぎるのが
大きな原因です。

これに併せて起こるのが自律神経疾患をはじめとする
心のトラブル。夏が終わるこの時期から一気に増えてきます。

多い症状は不眠、イライラ、焦燥感、不安、軽度のうつなど。
表現できないけれどモヤモヤする、イライラする・・
何か不快な感じが常に付きまとう。
考えれば考えるほど症状が悪化していく気になる。

体と心は連動しています。
体の疲れが心にも影響を及ぼすのは至極当然のこと。

気候の急激な変化もこれに追い討ちをかけます、
季節の変わり目は体にとって非常に負担になっているのです。

クーラーなどのない昔でしたら
人は暑さに対応するために色々な知恵を持っていました。
食養生もその一つ。
夏の暑い時期は火照った体をトマトやきゅうり、スイカなどで
冷まし、体温調節を行っていました。

ですが今は何でも食べられる飽食の時代。
熱を冷ますといってドンドン ビールを飲んだり
体の体温調節機能を破壊するようにガンガン
クーラーはかかり・・

体もおかしくなってしかるべきでしょう。

過度の文明は環境を汚染するだけではなく、
間違いなくそこに住む人間の体内環境も汚染しているのです。

このように、夏のご自身のケアを間違われていた方、
(冷たい水分の過剰摂取、クーラーによる冷え、暴飲暴食等)
もしも胃腸や呼吸器のトラブルが表れて来たら注意してください。
不眠や今まで感じたことの無いような不快な症状が
表れるかもしれません。

秋の神経症状には特に体の中に明確な原因があります。
ちょっと眠れない、不快な精神状態が続く、
めまいや頭痛に悩まされる。

そんな時は安易に安定剤を飲む前にぜひ一度ご相談ください。

体のどこかにあるであろう原因をしっかり改善させない限り
神経症状を治すことはできません。

「体と心はつながっている」
そのことをしっかりと覚えていてください。

「どちらか」ではなく心も体も一緒に、
しっかりと元気になるようなお薬をお作りいたします。

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