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秋なのに 秋だから 体調不良

2008年9月12日 11:14自律神経、うつのお話

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先日フットサルの大会にて。

夏の暑さも鎮まりようやく過ごしやすい季節がやってきました、7月8月の大会では体感温度は40度を軽く越え、応援に来てくれた人達が「こんなところにいたら死んでしまう」とあまりの暑さに帰るという「じゃあここで走り回っている我々は一体」と突っ込みを入れたくなるようなリアクションを取られることもしばしば。それにくらべれば9月に入ってからの涼しさは天国のようでした。

しかしせっかく気候がよくなったのにもかかわらずどうも体調が悪い・・そういう方は少なくないはず。例を挙げてみると食欲不振、だるさ、吹き出物、不眠、ぜんそくなど様々なものがありますが、実はこれらは夏の疲れが主な原因です。

暑さによる体力の低下はもちろんですが、冷房や冷たい水分の取りすぎによる胃腸機能の低下など夏の間の不摂生も今になって体に様々な負担となって現れてきます。

特に胃腸系に負担を与え続けていた方はぜんそくや吹き出物のようなアレルギー症状も出るようになります。胃腸の働きが弱っているときに水分を取りすぎたり高い湿度やストレスを受けると水分代謝が悪くなり、体内の病理的な水分が溜まりやすくなり、これが停滞すると体の各部に悪影響を与え、さらに精神に及んだ場合、不眠やイライラ感、憂鬱感などの原因となるというのは今までにも何度かお話していることです。

秋の自律神経のお悩み(不眠なども含む)が多いのはこれも大きな原因の一つですね。大きな原因から様々なお悩みが出ているときはその原因を正せばそれらは全て治療できるというのが漢方治療の原則。

せっかく夏が終わったのにどうにも調子が悪くてせっかくの秋を楽しめないとお悩みの方、どうぞお早めにご相談ください。「せっかく食欲不振なんだからこのまま食欲の秋を乗り切るわ!」という無茶な貴方のお気持ちもよーくわかります!が、そこは意志の力で乗り切りましょう。やはり健康が一番です。

ちなみに体調不良と無縁だぜ!と意気揚々と参加した我らフットサルチームのメンバーですがこの大会で捻挫、肉離れで過半数が機能不全に陥るという物理的な障害(人はこれを老いと呼びます)に見舞われました。どうやらそろそろ漢方でドーピングする必要があるようです・・・・。

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