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子宮内膜症による生理痛改善には!

2007年11月 9日 12:22子宮内膜症のお話

女性特有の疾患といえば月経痛や月経不順などが
第一に連想されるかと思いますが、
最近特に若い女性に増加しているのが
「子宮筋腫」や「子宮内膜症」といった疾患です。

中でも子宮内膜症はもともと生理痛がひどい方の場合
自覚症状としてとらえることなく何年も放置してしまう
ケースがあります。

子宮内膜症というのはすごく簡単に言えば
子宮内腔以外の部位の内膜が剥がれてしまう
疾患のことですが一言に子宮内膜症といっても
その程度は様々で、
ほとんど生活に支障をきたさないものから外科手術によって
切除する必要性があるものまであります。

子宮内膜症の具体的な症状としては
生理痛の悪化、吐気、下腹部痛、性交痛、めまい、不妊などが
ありますが一番患者を悩ますのはやはり「痛み」でしょう。

子宮内膜症に使用する漢方としては
大きく見て「お血」(おけつ)症状が素因であることから
お血症状を改善させるものを服用するのがポピュラーです。

これに加えてスギヤマ薬局ではこれを使用します。

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「爽月宝」(そうげつほう)


婦人科の痛みをとりさらう為に開発された薬剤で、
生薬の他に「ピクノジェノール」という松皮から抽出した
成分を配合しています。

このピクノジェノールは単体でも強力な
抗酸化作用、沈痛作用、抗炎症作用、結合組織の補強作用を
持ちますが、これに活血作用を持つ生薬をプラスすることにより
更にその効果をアップさせます。

婦人科疾患の痛み全般に効果がありますが
特に子宮内膜症にはよく効くようです。

これで痛みをやわらげつつ、お血薬を用いて症状そのものを
治癒させていく・・・中医学(当店)ではこういった方法をとります。

服用に関して注意すべき点としては、
「お血薬」や「活血薬」は妊娠中、
または妊娠の可能性がある次期の服用は避けるのが好ましい、ということです。
使用に関しては必ずご相談ください。

その痛み、やわらげてみせます!

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