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流産・染色体異常と高齢出産の因果関係

2013年3月18日 16:38早産、流産対策のお話

日は流産に対してのサポートと知識について書こうと思います。

一般的に高齢出産に対して流産のリスクが上がるとされていますがこれは正直に申しましてその通りです。

あくまでも一般的なデータとなりますが、流産の発生率は30歳までが10%未満、35歳になるとこれは25%に跳ね上がり、40歳では40%、45歳では実に50%になるとされています。(1回の月経周期での確率です)

流産の原因は西洋学的には受精卵染色体の異常であり、漢方の考え方では「腎虚(じんきょ)」、気血不足などが一般的にあげられますのでこの部分をケアする漢方薬を用いて行きます。

流産への対応としては短くみても気血が充実してくるまでにかかる3ヶ月は必要と考えていただく必要があります。赤ちゃんを迎え入れるための準備には大きな力が必要であり、「飲んですぐに効果が出てくる」というものはその力を何かしらのひずみを作り出しながら得ているということを認識していただきたいと思います。

また、流産の確率が上がるのと並行してダウン症等の染色体異常の発生率も増加します。

当然ながら当店にご来局される多くの不妊相談の方は赤ちゃんが欲しいという目的をもってご来局されます。しかしその中で私は必ずその際に追わなくてはいけないリスクもお話しさせていただいております。

強いお気持ちをもって漢方での不妊改善に取り組まれることは大切な事ですが、その先にあるご自身の人生と産まれてくるお子様の人生まできちんと考える時間も当店で作らせていただければ、と思います。漢方薬での不妊相談は万一赤ちゃんができなくても「服用された方の健康」という価値のあるものは残ります。

体外受精や人工授精で大きなストレスから肉体だけではなく精神的にも病気のように疲れ果てたお客様とお会いするたびにそういう意味での心と体のトータルケアを当店にてきちんとできるように日々気持ちを入れて皆様からのご相談をお待ちしております。

お悩みの方は是非一度ご相談ください。
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