高齢出産と呼ばれるものに立ち向かうために
2013年6月12日 14:29ご出産年齢のお話
一般に35歳以上の出産を「高齢出産」と定義されることになっておりますが、現代社会において35歳以降での出産は特に珍しいものではなくなってきました。
しかし、医療技術が進歩しようとも、赤ちゃんを育むということに対してあくまでも大切なのは母体、そして父親となる男性のお身体の健康である事は何ら変わりません。そして医療技術ではどうにもできない事もありますし、それが時として害となる事すらもあります。
当店の子宝相談では40歳を超えての妊娠希望のご相談も決して少なくはありませんし、母子ともに元気にご出産を終えられた方もたくさんおられます。
あくまでもデータとドライな視点を冷静に判断する西洋医学では40歳を越えられてのご出産に対して「難しい」とか「諦めた方がいい」という風にお話しすることも多いようで、冷徹で感情の無いコメントに心を傷めて当店に来られて涙を流される方も少なからずおられます。
確かに赤ちゃんをお産みになる為には「卵」が必要であり、その数は40歳を過ぎる頃には大変に少なく、自然妊娠率は一桁を割り、そして何とかご妊娠できたとしても流産率は30%に迫り、奇形率も25歳時と比較すると実に10倍以上となるとされています。前述した医師のコメントもこうした事実にもとづくものであると解釈すれば理解できなくはありません。
しかし、これはあくまでも「何もしなかった」場合のデータです。むろん個人差もあります。卵子の減少、体の老化に対して「諦める」ことだけしかできないというわけではありません。
実際、漢方や自然薬で体、血液、そして子宮内の状況は上向ける事はでき、「卵の質」を高める事はできます。
当店でも45歳での妊娠から出産を無事の終えられたケースも実際にございます。長期の西洋学の不妊治療を止め、漢方でわずか1ヶ月で妊娠したご報告も先日いただきましたばかりです。
ただし、あくまでも漢方、自然薬は魔法をかけるわけではありません。体の状況がどれだけよくなったとしてもご妊娠に至らなかったケースもあります。
私が高齢出産と呼ばれるものに向き合う皆様にとって大切な考え方だと思うのは「妊娠できた時」と「できなかった時」の場合を常に心に留め置いておいていただきたいという事です。
すなわち、それはどちらの場合においても良い事と悩む事が必ずある、ということ。そしてどの状況におかれたとしてもその状況において自分のできうるベストを尽くそうという心構え、さらに言えばそのためには健全な心と体が必ず必要になる、という事です。
漢方や自然薬を用いて心も体も健全になれば赤ちゃんと出会える確率は確かに上がると思います。しかし、万が一、それが叶わなかった場合でも、健康を手に入れられたそのお身体で、お子様ができたら成し得なかった事もひょっとしたらできるかもしれない・・。そう前向きにお考えいただけたらと思います。
とかく子宝相談にお越しになられる皆様は辛い不妊治療経験を経ていることもあり、お子様を産むという事に対して気持ちを強く重く持っておられる方が多い傾向にありますが、実はこういった精神状況はストレスフルであり、かえって健全な妊娠の妨げになります。
「赤ちゃんがいない人生は考えられない」
そのお気持ちは大変よくわかりますが、それ故に私はあえて「いい意味で開き直る」ということをいつもお客様を前に店頭でお話ししております。目的に突き進む事は良い事ではありますが、赤ちゃんは授かり物です。ですからどんな結末に対してもきちんとそれを受け止める事のできる健全な心と体作りをお手伝いする。そして最後までお客様に寄り添い、心と体のケアをさせていただく。それが本当の意味での医療であり、子宝相談のあるべき形であると私は考えています。
しかし、医療技術が進歩しようとも、赤ちゃんを育むということに対してあくまでも大切なのは母体、そして父親となる男性のお身体の健康である事は何ら変わりません。そして医療技術ではどうにもできない事もありますし、それが時として害となる事すらもあります。
当店の子宝相談では40歳を超えての妊娠希望のご相談も決して少なくはありませんし、母子ともに元気にご出産を終えられた方もたくさんおられます。
あくまでもデータとドライな視点を冷静に判断する西洋医学では40歳を越えられてのご出産に対して「難しい」とか「諦めた方がいい」という風にお話しすることも多いようで、冷徹で感情の無いコメントに心を傷めて当店に来られて涙を流される方も少なからずおられます。
確かに赤ちゃんをお産みになる為には「卵」が必要であり、その数は40歳を過ぎる頃には大変に少なく、自然妊娠率は一桁を割り、そして何とかご妊娠できたとしても流産率は30%に迫り、奇形率も25歳時と比較すると実に10倍以上となるとされています。前述した医師のコメントもこうした事実にもとづくものであると解釈すれば理解できなくはありません。
しかし、これはあくまでも「何もしなかった」場合のデータです。むろん個人差もあります。卵子の減少、体の老化に対して「諦める」ことだけしかできないというわけではありません。
実際、漢方や自然薬で体、血液、そして子宮内の状況は上向ける事はでき、「卵の質」を高める事はできます。
当店でも45歳での妊娠から出産を無事の終えられたケースも実際にございます。長期の西洋学の不妊治療を止め、漢方でわずか1ヶ月で妊娠したご報告も先日いただきましたばかりです。
ただし、あくまでも漢方、自然薬は魔法をかけるわけではありません。体の状況がどれだけよくなったとしてもご妊娠に至らなかったケースもあります。
私が高齢出産と呼ばれるものに向き合う皆様にとって大切な考え方だと思うのは「妊娠できた時」と「できなかった時」の場合を常に心に留め置いておいていただきたいという事です。
すなわち、それはどちらの場合においても良い事と悩む事が必ずある、ということ。そしてどの状況におかれたとしてもその状況において自分のできうるベストを尽くそうという心構え、さらに言えばそのためには健全な心と体が必ず必要になる、という事です。
漢方や自然薬を用いて心も体も健全になれば赤ちゃんと出会える確率は確かに上がると思います。しかし、万が一、それが叶わなかった場合でも、健康を手に入れられたそのお身体で、お子様ができたら成し得なかった事もひょっとしたらできるかもしれない・・。そう前向きにお考えいただけたらと思います。
とかく子宝相談にお越しになられる皆様は辛い不妊治療経験を経ていることもあり、お子様を産むという事に対して気持ちを強く重く持っておられる方が多い傾向にありますが、実はこういった精神状況はストレスフルであり、かえって健全な妊娠の妨げになります。
「赤ちゃんがいない人生は考えられない」
そのお気持ちは大変よくわかりますが、それ故に私はあえて「いい意味で開き直る」ということをいつもお客様を前に店頭でお話ししております。目的に突き進む事は良い事ではありますが、赤ちゃんは授かり物です。ですからどんな結末に対してもきちんとそれを受け止める事のできる健全な心と体作りをお手伝いする。そして最後までお客様に寄り添い、心と体のケアをさせていただく。それが本当の意味での医療であり、子宝相談のあるべき形であると私は考えています。