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胎児に影響を与える毒物、与えない毒物

2013年6月28日 12:12胎児の障害へのご心配について

昨日の肝臓のお話にもちょっと関連するお話ですが。

自然界にもともと存在する毒素は「血液胎盤関門」と呼ばれる胎盤内にある「関所」で胎盤を通過させずに胎児を守ってくれるのです!

しかし・・自然界に全く存在しない物質や、あっても稀な物質の場合は胎盤を通過してしまうのです。

一例をあげますと・・「水銀」。
水銀には自然界にもともと存在する「無機水銀」と自然界に存在しない「有機水銀」があります。

ある実験にて妊娠中のネズミにまず無機水銀を注射したところ、胃、心臓、腸、骨髄などには取り込まれて行きますが、胎児にはほとんど取り込まれません。これが「血液胎盤関門」の力です。しかし続いて、有機水銀を注射したところ、胎盤を通過し、確実に胎児、特に胎児の脳に取り込まれて行きます。

自然界に存在するものについては胎盤は認識しており、この関門で閉め出す事ができます。生命の神秘と言いますか、母体よりも胎児への毒性を透過させないようにする種の保存という本能が備えている素晴らしい能力と言えます。

ですが、この能力も自然界にしない物質、例えば前述した有機水銀、ダイオキシン、PCB、石油化学製品(合成洗剤、医薬品)、化学農薬、化学肥料、化学合成食品添加物、畜産食品を通して入る化学物質、建材関連の揮発性化学物質などには働いてくれません。

近年になり、胎児の障害率が高くなっている背景には出産の高齢化が広く叫ばれていますが、それだけではありません。
むしろこうした自然界に存在しない物質を数えきれないくらい日々の生活の中で摂取している事の積み重ねが大きな要因ということは疑いようもありません。

現代人がこうした物質を摂取せずに生きて行く事はほぼ不可能ですが、その量を減らす事はできますし、摂取したものを解毒して行く能力を高める事はできます。ここが昨日のお話しつながって行くわけです。

現代人であればどなたでものお話ではありますが、特にこれから赤ちゃんを授かりたいと思っておられる方、妊娠中の方は特に大切な赤ちゃんの為に「解毒」を考えて行く必要があると考えております。

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