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月経周期が早くなるのはなぜ?

2013年8月 3日 10:32生理の基礎知識のお話

月経が早くなるということは卵胞の育つ期間が短く、卵子がうまく成熟できずに排卵されたり、時には無排卵になってしまう事も。また、出血が止まらずにだらだらと続く不正出血が現れる事もあります。

原因としては体内のエネルギーである「気」が欠乏するのが第一にあります。気は身体の中に血や水分を留めておく働きがあるため、気が足らなくなる事で生理が早まったり、不正出血が起きたりするわけですね。気を生むのは「脾胃【胃腸系】」ですので。胃腸からの消化系に元気が無い人に多く見られる症状と言えるでしょう。思い当たるふし、ありませんか?

視覚的に見れる症状としては経血の色が薄く、水っぽい、顔色が悪い、感じる不調としては、だるさがぬけず、めまいや軟便、冷え、お腹の張りなどがあります。

こうした症状が3回以上続かれておられる場合は養生が必要です。脾胃を元気にするのは豆腐や湯葉などの大豆製品、卵、いんげん、豆類や山芋など。

漢方薬としては気脾湯、補中益気湯、シベリア人参、田七人参、婦宝当帰膠などを適正に用いて行く事で改善が可能になります。

特に子宝相談をお受けになる方は生理不順は排卵や卵の成長にも大きく関与してきますので、早めのケアをお勧めしたいと思います。お悩みの方はいつでもご相談ください!
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