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アトピー改善の為に「皮膚の畑作り」を!

2007年11月 9日 13:48アトピー、皮膚トラブルのお話

「甘いものはお好きですか?」

小児や女性のアトピー疾患のご相談を
非常に多くいただきますがその際に私が
一番初めに患者様にお聞きするのがこの質問です。

大体皆さん怪訝な顔をされますが
これ、実はアトピーという症状にとって非常に大事な点です。

現代の医療科学的には糖分とアトピーの関係は
100%関連がある、というふうには言われてはいませんが、
問題なのは糖分を好んで摂る方は同時にそれとほぼ同量の
油分も摂取されている傾向にある、という点。

つまりチョコレートやケーキなど
甘味の代表とされるもの(特に洋菓子)には
多量の糖分の他に多くの油分も含まれている、
という意味です。

糖分と油分、この二つを多く摂られている方は
経験上肌のトラブルが非常に多く出ていらっしゃいます。

過剰な摂取は腸内の環境を悪化させるのが
その要因と考えられています。


不思議なものでアトピーの体質の方は
体が甘いものや油分を欲しがる傾向にあり、
それによるマイナスの連鎖に陥りがちです。

でも「甘いものを欲しがる体質だから仕方ない」
こういうふうに考えてしまうとその時点でアウト。

いくら良い漢方を飲んでもそれを邪魔しようとする
環境を自分で作ってしまっているわけですから
せっかく漢方の効果も落ちてしまいます。

アレルギーには乳酸菌が良い、とか
長時間の入浴が良いとか
世間には様々な情報が溢れています。

でも体質改善にとって一番いいのは
あれを食べるとかあの健康法を試す、
ということではなく

「バランスよい生活を送る」

・・・という物凄くシンプルなことです。


糖分も油分も摂っていけないのではありません。
摂りすぎがダメなだけです。

適度なビタミン、ミネラル、タンパク質、アミノ酸・・・・
食べ物には困らない日本です。
意識しなくても充分な摂取が可能です。

わざわざビタミン剤やサプリメントに
頼る必要などありません。

ただいつも摂っている食材のクオリティーを
少しだけ見直してみましょう。

農薬の量は?
食品添加物の量は?
加工食品を摂り過ぎていませんか?

今まで食べていたものの安全性のクオリティを上げる、
余分なカロリー、糖分、油分、塩分を見直す。

これだけでOKです。

1ヶ月気をつけてみましょう。
あなたのお肌はそれだけでずいぶんと変わるはずです。

その上でお悩みがあるようなら
ご遠慮なくご相談ください。

しっかりと下地のできたお肌に
漢方の効果がしっかりと表れるはずです。

とりあえず昨日のバレンタインデーで試食と言いつつ
チョコを食べ過ぎた「女性」は挙手してください。

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