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女性の身体、肌は「7の倍数」で変化する。

2007年11月29日 17:35アトピー、皮膚トラブルのお話

タイトルのような言葉、お聞きになられたことはありますか?

漢方、特に中医学では女性は7の倍数の年齢に髪や皮膚に特徴的なトラブルを起こしやすい傾向があると考えられています。

私の場合30を越えてから年齢を重ねていくことに対して鈍感に(と、いうより良い年の取り方をしようと思うようになった)なりましたが、やはり多くの女性にとっては「老い」というのはいかんともしがたい美容の敵であることは間違いないのではないでしょうか。ちょっと日本語変ですか。

では具体的に、7の倍数の年齢を中医学ではどのように捉えられているのでしょうか。

簡単ではありますが、以下に記してみました。

7歳  永久歯が生え、頭髪の伸びる速度が落ち着く
14歳 生理が始まり、妊娠が可能になる
21歳 女性としての成熟期が始まる
28歳 身体能力や性機能のピーク
35歳 肌や髪が衰え始める
42歳 顔がやつれ、白髪が増える
49歳 閉経が近づき、妊娠能力を失う


と、こんな風に定義されているわけです。
(もちろん個人差もありますので「私はこんなものにあてはまらないわよ!失礼ね!」とおっしゃらずにお聞きになってくださいね)

今回はこれを通じて何が言いたいのか、といえば それぞれの年代にはそれぞれ違うタイプの悩みが発症する、ということです。たとえば・・

14歳付近・・新陳代謝が高く ニキビが多く現れる
21歳付近・・飲み会などが多いため肌荒れや吹き出物が増える
35歳付近・・シワや白髪が増え始める
42歳以降・・シミやたるみが出やすくなる

このように一言に「肌のトラブル」と言っても年代によって出てくる症状も違えば当然それに対する対処法も違ってくるわけですね。

若年時のトラブルは不摂生や新陳代謝の過剰による「血」や「水」などに関係するものが多いのですが、一方で加齢によるトラブルは老化や成長をつかさどる「腎」の働きが弱まったりうまく機能していない時に起こりがちです。(もちろん加齢時の症状にも血や水は無関係にはなりません)

また、お仕事や子育てによるストレスにより「気」の流れが悪くなったり衰えたりする点にも注意が必要です。「気」、「血」、「水」という三大要素が美肌を保つ源であり、肌荒れ、爪割れ、シミ、吹き出物、肌つやが悪い、血色が悪い、肌にハリが無い、目の下のクマ、たるみ、白髪、脱毛、むくみなど非常に多くの原因がこれらの三大要素のバランスが崩れることにより起こると考えられています。

発症された時の年齢、症状に応じて体内バランスのどこが崩れているのか。
この点を見極めてお薬をお飲みいただきつつ、お薬だけに頼るのではなく原因となっている生活習慣を見つけ、改善していくことが大事です。

まずはお肌トラブルの原因追究のお手伝いからいたしますのでどうぞご相談ください。

ただ一つだけ私から・・言えるのは・・

皆さんが若い時に若さに任せてお肌に行った悪い所行はツケとなって必ず後からやってきます・・・・
(キャアアアアアアアアアアアアという叫び声で閉幕)

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