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肌や髪のパサつきを瑞々しく変えて行こう!

2010年10月22日 10:09乾燥肌の改善

健常なお肌の方でも秋や冬の時期は乾燥によるトラブルが気になるシーズン。特に乾燥タイプの方には辛い時期になります。

体内の潤いの源は「血液」と「体液」。
これを補い、自分の力で作り出すための力をつけるのが漢方薬です。

さらに、時期の旬の食材には体内に潤いをつける食材も豊富にあります。上手に用いて食生活でも潤いを身体につけて行くようにしましょう。

まず、漢方薬を選ぶために必要な考え方は中国の言葉で「滋養養血(じようようけつ)」というものがあります。

読んで字のごとし、身体に潤いを与え(滋養)、血を補い、造る(養血)。これには麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)や婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)などを用いて行きます。

夏の暑さにより疲れた体が秋の時期に体調を崩し、乾燥を呼ぶような症状には麦味参顆粒は最高の働きをし、冷え症などによる血液不足の女性には婦宝当帰膠が、高齢による血液不足には参茸補血丸がそれぞれお勧めできます。

その他にも体質や病態によって様々な漢方薬があります。漢方に西洋人参などの人参製剤をプラスすることも。

また、潤いを保つための食材としては、牡蠣、まぐろ、いか、レバー、豚肉、あさり、なつめ、クコの実、海藻、くるみ、きくらげ、はちみつ、黒豆、ゆり根、山芋などがお勧めできます。

特に牡蠣はエネルギー源となるグリコーゲン、造血に必要な鉄や銅、ビタミンB1、B2、葉酸、亜鉛、ヨード、カルシウム、リンなどのミネラルやミネラルも豊富でお勧めです。消化も良く太りづらいのも嬉しい。ちなみに牡蠣の緑がかった内臓は銅が飛びぬけて多い証拠です。

そのほか、血を補う食材はにら、にんにく、たまねぎ、ほうれん草、納豆、赤かぶなども良いと思います。

同じ原因から起こる疾患としては、乾燥肌だけではなく、ドライアイ、のどや口の渇き、空咳などを伴うこともありますので、美容はもちろん健康の維持にもお役立てください。

肌、髪、爪はいずれも食養生と漢方によるケアでつやつやで潤いと輝きのあるものに生まれ変わることができます!

食養生も漢方ケアも正しい知識を持ってご指導させていただきます。
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