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「子供の健康は3歳までで決まる!」

2007年11月 8日 17:25小児アレルギー

タイトルは今日の午前中いらっしゃったお客様が
おっしゃったお言葉です。
うーーん素晴らしい。
思わず「そうなんですよ!」と
共感してしまいました。

そのお客様のお母様はつい先日
99歳で亡くなられたとのこと。
病名は肺炎、白寿のお祝い前に
亡くなられたとのことで
「残念ですね」と私が言うと

「白寿は遠慮したんじゃないかなあの顔を見ると」
とのお返事。

まさに寿命を全うされた
悔いのない表情だったのでしょう。
本当に羨ましく思いました。
人間、そうありたいと思います。

娘様であるお客様も健康そのもの!
という感じで血色もよくお肌もツヤツヤで
思わず「お肌きれいですね」と3回くらい
言ってしまいました。

顔を診るとその人の歩んできた人生観と
いうものがわかります。
素晴らしい生活習慣を遂行されてこられた方は
それが内だけでなく外に出てきます。

ついつい話し込んでしまったのですが
その時に「子供の健康」についての話が出ました。

たとえば偏食の多い最近のお子さんの食生活。

いくら栄養価の高いものを食べさせたとしても
抗生物質や薬にまみれた食べ物ばかりの現代。
昔は安くても農薬など使わないのが当たり前。

過食する余裕など無くても充分寿命を
全うすることができるのを実証されて
おられる方はたくさんおられます。

どこも悪くないのに医療費がかからないから、と
どんどん抗生物質や新薬を飲み続ける子供たち。

確かに栄養状態は良くなりましたが
無菌状態で育てられた子供たちは
昔では考えられないような病気に悩みます。

アトピーや花粉症をはじめとするアレルギー症状などは
体の調節機能を壊された子供たちの代表的な疾患です。

また最近のTVでは連日のように
親を殺す子供、一家無理心中のニュースなど
理解しがたい内容のものが流れています。

豊かになったのは生活だけで
人の心もカラダもはちっとも豊かになっていない
それどころかどんどん貧しくなっていると感じます。

「子供は国の宝」
諸外国では国民総出で
子供たちの教育に手を取り合います。

日本はどうでしょう。

自分だけがよければいいと思う
大人が増え続ける日本。

汚職まみれで相手を貶めることで
自分の立場を上げようとするだけの
馬鹿な政治家たち。

そんな大人たちに育てられた子供たちが
担う将来の日本はいったいどこに
向かっていくのでしょうか?

心配はつきません。

でも悲観しても何も生まれません。
大事なのは未来に向けて子供たちを
送り出すということ。

「立派な大人」という定義はその人それぞれが
持つもので誰かが押し付けるものではありません。

ただし考えて欲しいのは、
健全な精神はやはり健全な肉体に宿る
ということです。

「子供の健康は三歳までで決まる」

私の考えるこの言葉の意味は
小さな頃の生活習慣はずっと大人になって
死ぬまで変わらずに続くという意味です。

幼少期を
強い体を作るために運動したり
カラダの基盤を作る薬
(私の場合これは新薬ではなく漢方のこと)を
使うのか。

それとも症状が起きるたび症状を
「抑える」為に抗生物質や新薬を飲ませるのか。

選ぶのはお子さんではありません
育てるお父さん、お母さんです。

正解などありませんが
お子さんにとってどちらが有益なことか
よくお考えになってみてください。

ちなみにまだ子供のいない私ですが
30になる今年まで病院の薬は1錠も
飲んだことがないのが自慢です。

もちろん新薬のいいところ
漢方の悪いところ
そういうものもたくさんあります。

でもこのまま死ぬまでこのスタンスを
貫き通すのが私の人生の目標の一つです。

私は「強いまま」で老いて行きたいと思います。

3月に1歳になる 孫娘の事で ご相談したいのですが 中耳炎を患って数ヶ月が経ちます。治りかけたかと思うと再発します。鼻水もよく出ています。体重は9キロ程で多分アレルギー体質です。父親がアレルギー体質で 娘はアレルギーはありません。母乳で育てていますが離乳食も始めています。可哀想で見ていられなく なんとか治してあげたいのですが。宜しくお願い致します。

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