ネットを見ない、という勇気(不安神経症の方へ)
2015年1月29日 13:01自律神経、うつのお話
これをお読みいただいているということは貴方はネットを介してこちらへお出でいただいた方であると思います。
まずはここにたどり着いていただけたこと、そして読んでいただけたことを心から感謝いたします。
しかしここへいらして頂いたのにはきっと何か「ご不安」があるからではないでしょうか。
そしてその不安を払拭するために情報の眠る「ネット」を利用されている・・・そういう方は多いと思います。
当店では「不安神経症」と診断された方のご相談を大変に多く寄せていただいております。
このお悩みは文字通り「不安な気持ちが強い神経症」のことであり、患われておられる方は常にご自身の健康について不安を感じておられ、そしてその解決方法を常に模索されておられます。
確かに情報を得ようと思えばネットの世界には数かぎりない情報が存在しており、ご自身が探しておられる情報もたくさん手に入ることでしょう。しかし考えてみていただきたいのはその情報の信ぴょう性はいかほどのものなのか、そして仮にその情報が正しかったとしてもその情報が教えてくれる情報は本当に貴方のお悩みに直結するものなのか、ということ。
私が言いたいのは「真偽のほどを確かめる方法のない状態で調べるということはその情報により確固たる安心を得ることはそもそもできない」ということです。
そればかりか検索を進めれば進めるほど不安を煽る情報も増え、結局のところその情報がさらなるストレスと不安に変わっていくケースがほとんどです。これはもう本末転倒と言わずにはおれません。
私がこうしたお悩みを抱えている皆様に声を大にして言いたいのは「ネット(とそれに類する不安を煽るメディア媒体)を見ない」という勇気を持って欲しいということです。
神経症のお悩みは病院に行っても「肉体的には異常がない」と言われるか精神科などで「じゃあ薬を出しておきましょう」と言われて薬を飲むことを促されるかほとんどどちらかになるでしょう。どちらも全く根本的な改善にはなりません。
私の元にお出でいただく多くの方は悩み、傷つき(傷つけられ)、途方に暮れ、希望を失っておられます。
私はこうした皆さんの不安を取り除くための情報源になりたい、と思います。
毎日を楽しく過ごしたい、昔のように明るく笑いたい、どうしても拭えない不安感を何とかしてほしい。
こういったお悩みを改善させるはじめの一歩は「情報に踊らされない」ということです。
ネットを介して今日初めて私の文章を読んでいただけた貴方へ。
ちょっと皮肉かもしれませんが、まず「ネットを見ない勇気」を持ってみませんか?
そしてもしよろしければ私にご相談ください。
きっとお力になれることがあると考えています。