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夏を元気に乗り切る漢方薬

2004年7月30日 08:02月刊 漢方の旅

暑い日が続き、日射病に注意しましょう。 また、冷房がこれだけ効いていると逆に体調を崩すケースが多くなります。 夏負けしないためにはできるだけ温度差を無くし、疲労しない、飲食の摂生、日中はできるだけ外出しない事が挙げられます。

もし夏負けし体調を崩したら次の漢方薬を使ってみて下さい。

  1. 清暑益気湯は明らかに高温になると起きる日射病に使われます。具体的には多汗、口が渇く、食欲不振、症状が悪化すると倒れるなど。
  2. 生脉散は疲れる、食欲不振、動悸などの症状で倒れるまでひどくないが、スポーツ時などはぜひ前後に服用してください。スポーツドリンクに混ぜても良いと思います。またエナックロイヤルというドリンクもあります。
  3. 西洋人参茶は朝鮮人参とは違って体力を付けることは同じだが、これは体の熱を冷ます作用があるので体のほてり易い人や糖尿病などで口が渇く人によく使われます。夏にスイカを食べるのは体の熱を取り、口の渇きを取る作用があるのでスイカは糖尿病の人の食治として使われます。
  4. カッ香正気散は夏かぜ(食欲不振、下痢、悪寒、発熱)の薬。
  5. キヨレオピン・レオピンファイブは年中疲れやすい、夏痩せ、風邪をひきやすい、冷房に弱い人にぜひお奨めします。