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泌尿器のトラブルも男性不妊も原因は「腎」の力?!

2011年2月 5日 17:45男性の不妊

当店にご来局されるお客様の男女比率は圧倒的に女性の方が多いのですが、ご来局される男性のお悩みの中で大きな割合を占めるのが「尿トラブル」です。

一般的に、男性の尿道は約20cmで女性の尿道は約4cm。男性の尿道は長く屈曲し、やや複雑な形をしています。女性の尿道は尿が通過するだけですが、男性は尿だけでなく精液の通路管としての役割もあり、射精時には尿道を通じて体外に排出されます。

膀胱の出口に前立腺があり、男性特有の前立腺肥大症という病気があります。

一般的に排尿回数が1日10回以上の状態を「頻尿」、尿意を感じると我慢できずにすぐに排尿したくなる状態を「尿意切迫」、尿が不随意に出る状態を「尿失禁」、と呼びます。

ただ、ほとんど知られていないことですが、尿のトラブルもそうですが、男性の精力の減退、男性機能の低下なども合わせて関与するのは漢方では「腎」という臓腑である、と考えられているということ。

特に男性機能や精子の働きなどは腎の力である「腎精」と呼ばれる力の有無で決まることがあり、腎精の少ない方は高齢者でのインポテンツはもちろん、最近多い若い方の「無精子症」や「男性不妊」の原因にもなりえます。特に男性不妊は女性と比較して男性が検査を行わないケースも多く、なかなか発見できないということがありますが、現代人の精子は数十年前と比較すると半分以下になっているというデータもあります。

尿トラブルや男性機能トラブルの改善には腎を強める「補腎薬」というカテゴリの漢方薬がよく用いられます。ただし、身体を冷やす性質、温める性質など同じ種の補腎薬でも全く相反する性質をもつものもあり、専門家でなくては見極めが難しいものです。

当店では日本人向けに開発された「参馬補腎丸(じんばほじんがん)」や男性力を回復させる「海精宝(かいせいほう)」などの漢方薬に大変なご好評をいただいております。(ただ誤解していただきたくないのはこれは「精力剤」の類ではなく、きちんと弱ってしまった機能を改善させていくためのものであるということです)

尿トラブル も 男性力の回復も同じお薬を使う、ということに対してはなんとなく馴染めない感覚もあるかもしれませんが、きちんと服用される方に適合する漢方薬の効果は素晴らしいものがあります。

どちらのトラブルでも、お悩みの方は是非ご相談ください。
特に男性不妊の可能性がある方は奥様のためにもご来局をご検討くださいますようお願いいたします。

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