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「母乳の質」

2012年5月15日 14:29母乳について

お二人目の不妊に悩まれておられる方、あるいは妊婦さんや授乳中の方には是非知っておいていただきたいのですが、母乳にもきちんと「質」というものがあります。

簡単に言えばやはり健康な母体から出る母乳は栄養価も高く、不純な成分も少なくなるわけで当然授乳している赤ちゃんの健康にも直結しているわけです。

よくジャージー牛乳のような見た目にも真っ白で濃い感じのものが理想的よね!とおっしゃる方にお会いするのですが実は逆。
人間の場合、透き通るような青白い母乳が一番質が良いと言われています。真っ白に白濁しているのは脂肪分などが過多になっているようです。

母乳の質を上げるなんてできるの?と思われる方もおられるかと思いますがきちんとできます。

母乳は「血液」です。
血液成分を充実させ、綺麗で元気な血をつくるためには漢方薬は欠かせません。一般的に「活血(かっけつ)」と言われるものですが、ここにさらに「補腎(ほじん)」という概念をプラスすれば理想的です。

「腎」とは妊娠前後で言うのであればホルモンの分泌や卵子の育ち、さらには母乳の質や赤ちゃんをお腹にとどめておくための力、そして次の出産に必要になるエネルギーなどのほとんどを統括する部位です。

血と腎が充実することで出産や産後の母体のダメージは減り、スムーズに妊娠前の体に戻ります。現代人はこのどちらもが弱っているために不妊が激増し、流産に悩む方が出てくるわけです。ここはホルモン治療や化学薬品では決して改善できません。

産前から産後まで、母体の健康こそが生まれてくる赤ちゃんの健康にそのままつながっていくことをどうぞご理解頂き、お悩みの方はご相談ください。

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