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「妊娠してから」では手遅れ

2014年6月16日 16:25妊娠前のケア

「妊娠したら化学薬品もお酒もタバコも止めます!」という声は良く聞きます。・・・・が、それでは正直言ってもう手遅れかもしれません。

ちょっと考えてみて下さい。
妊娠中には化学薬品やアルコール、タバコを止めるお母さんは多いのですが、妊娠が発覚するのはだいたいどのくらいでしょうか?
7週目?8週目?だいたいそのくらいだと思います。
胎児の成長というところに目を向けてみますと、脳神経、心血管、耳、手足、目、歯、外生殖器などのほぼ7〜80%はなんと妊娠8週目にはほとんど形成されてしまうのです。つまり妊娠がわかった時には赤ちゃんの大部分はもうできあがっている、と言っても過言ではありません。

そもそも化学物質やアルコール、タバコなどを妊娠前から続けておられる方(父親も含みます)には生まれてくる赤ちゃんに外的な障害が出たり、精神に不安定な症状が健全なご両親に比べて遥かに高い確率で出ると言うデータがあります。よくよく考えればこれも当たり前ですよね。

だから「妊娠したら・・・!」ではもう手遅れ、と言った意味がお分かりいただけるでしょうか。
特にタバコを吸っているご両親がおられた場合、禁煙は当然。ですがそこから少なくとも数ヶ月(理想は年単位なんですが・・)の解毒期間を設けて欲しいくらいです。アルコールや化学薬品の場合もできれば数週間〜数ヶ月の時間が欲しい所です。

当店にご相談に見えたばかりのお客様には当然こうした「危機意識」というものがまだまだ少なく、「別に妊娠してからでもいいでしょ」というお考えのご両親が決して少なくありません(これは教えてくれる機関がほとんどないので致し方ない事ですが)。

親になる、子供を育てる、と言うのは妊娠するずっと前からの準備が必要であると言う事、悪い生活習慣はダイレクトにお子様に影響を与えてしまうと言う事をどうかきちんとご理解いただければ元気な赤ちゃんと出会う確率がグッと高まると私は考えています。

最近子供を放置して餓死させたりという到底人間として許容しがたい行いを行う事件を耳にする事が増えていますが、自分の体の事をしっかりと制御できないで生まれてくるお子さんとしっかりと向き合う事は出来ないと思います。
人の親としてまず、一番最初にできることは出来るだけ健全な両親の体作りによって少しでも健康で丈夫な身体を授けてあげる事ではないでしょうか。そのための知識、漢方によるお手伝いを全力でお手伝いさせていただいております。



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