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漢方美肌ケア お肌と田七人参の関係

2009年10月17日 18:32お肌のための自然薬

女性の月経というのは子宮内部の古い角質細胞が剥がれ落ちるといういわゆる「ピーリング」により子宮内部を常に清潔に保とうとする働きが起こります。体の内部にも実は同じようなことが起こっております。

それはすなわち「血が流れる」ということ。清潔な血が体中にしっかりと巡っていれば皮膚や血管などにこびりついた体の中の「汚れ」を洗い流してくれるわけです。

ところが血の流れが滞るとこのピーリング作用が弱まり、どんどんと「汚れ」が蓄積してしまい、皮膚の外へと出てくるようになります。

これがある程度の年齢を越えてから発症する「大人ニキビ」や吹き出物、シミなどの最大の原因です。

これに対していくら保湿したり皮膚表面をケアしても効果はそう大きなものは期待できません。血が流れにくくなる原因としては生活習慣、ストレス、貧血、月経出血過多、老化などがありますが、漢方の考えでは「気、血、水」のバランスが一つでも狂っても潤滑に血は流れなくなってしまいます。

月経期では月経血の排泄によりこれら全てが不足がちになるため、肌トラブルが現れやすくなります。生理時期にトラブルが悪化する方は崩れたバランスを整える漢方薬がお勧め。中でも血を補う補血薬や活血薬は特に女性には必須のアイテムです。これらは婦宝当貴膠(ふほうとうきこう)や四物湯(しもつとう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などが代表的なものです。


さらにこういった漢方と併せてより効果を高めるという目的で私のお勧めはこの「活血」と過度の出血を抑える「止血」のダブルの効果を併せ持った田七(でんしち)人参

流すべく所には潤滑に血液を流すことにより血液の滞りによっておこるシミなどを消す効果があり、さらに不正出血など体にとって不必要な出血は止めてくれるという非常に便利な生薬。これを上手に使えば血もお肌も見違えるようにキレイになります。

田七人参単体で使っても効果は高いものですが上記したようにうまく漢方薬と組み合わせていくことでその効果をさらに高めることができます。


漢方と美白は密接につながっている関係にあります。
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