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無理なダイエットや疲労、ストレスでお肌を悪くした方へ

2013年5月18日 11:00

漢方ではストレスによる症状を「肝の疾患」としてとらえる、という話を私はよくいたしますが、一言に肝の疾患、と言っ
てもいくつかのタイプがあります。

今日はそのうちの一つ、「肝血虚(かんけっきょ)」タイプをご説明したいと思います。

主な症状としては目や肌の乾燥、目のかすみ、顔色がすぐれない、胃腸が弱い、貧血、下痢、生理の経血が少ない、めまい、手足のしびれ、筋肉のけいれんやひきつりなどがあります。

これは心身の過労や胃腸障害、虚弱体質などが主たる原因で肝の血液が不足している状態です。
前回書きました「無理なダイエット」をなされた方や偏食がちの方、ストレス過多で仕事も忙しく食事の内容や時間もまちまち・・という方などが多いタイプです。

改善方法としましては、不足している肝の血液を補うことが最大のポイントとなります。ベースとしては「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」や「イスクラ逍遥丸(しょうようがん)」、さらに消化機能の低下を伴い不眠なども現れている場合は「帰脾湯(きひとう)」などが良いですね。

お顔や肌にも不健康な色がありありと出てしまいますので美容の大敵とも言える症状です。くすみや肌荒れが気になるという方、心当たりはありませんか??漢方薬でストレス抵抗を付けながら生活の改善もあわせて行く事が何よりも大事です。

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