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【美肌作りと漢方その②】〜瘀血タイプ〜

2013年9月12日 16:29タイプ別 美肌作りと漢方

さて、今回は「瘀血タイプ」の肌荒れ

についてお話ししたいと思います。

主な肌荒れの症状としては・・角質が厚くなり、ゴワゴワした感じの肌アレ。顔全体が肌アレし、くすんだように黒っぽく、ひどい部分はシミになっている。肩や背中にコリ、沈重感がある。生理痛がひどい(ひどい時は陣痛のような冷や汗が出るほど痛む)、生理不順がある。生理時の出血が黒っぽい、またはレバー状の血塊が混ざる・・などがあります。

→「瘀血」とは簡単に言えば血液が汚れ、流れが悪くなっている状態。血液が汚れたり、一部で停滞したりするとこったり痛んだりするだけでなく、皮膚には黒ずみやシミなどの「汚れ」として表れるようになります。

ここで漢方を用いた対策としてはこの主要処方としては、桂枝茯苓丸などの「駆瘀血剤(くおけつざい)」を用います。胃腸が弱く、疲れやすい。ため息・生あくびが多く、おりものがずっと止まらないなどで憂鬱になることがある場合は芎帰調血飲を用いたり、生理痛(主に下腹部の張痛)がひどい、生理に血塊が多い場合には折衝飲を用います。これらで血液状態の改善をする事でお肌の状態を内蔵と血液から改善させて行きます。

やはりプラセンタなどの併用も非常に効果的ですが、瘀血は生活習慣などが絡むケースが多いのでまずは改善できる部分をご自身で努力することも必要になってきます!
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