最近小児のご相談が急増しております。

様々な内容のものがございますが、中でも多いのが「小児アレルギー(ぜんそく、アトピー等)」をはじめとする「虚弱体質」のご相談です。

漢方で言えば子供の発育は「腎(じん)」という臓腑がになっており、この腎が虚弱なお子さんは成長が遅く(髪が生えない、言葉をしゃべらない、立てない、歯が生えない背が伸びない等)なってしまいます。

さらには「肺」の臓腑が弱く、呼吸器の重篤な疾患だけでなく、外からの刺激(花粉やウイルス等)にすぐに体調を崩したりしてしまうお子さんの本当に多くいらっしゃいます。肺は皮膚と密接につながっていると漢方では考えられており、肺の弱いお子さんは皮膚に抵抗力がない、という事が言えるのです。風邪などをシーズン中にくり返し引いてしまうお子さんなどはこれにあたります。

しかし何よりも近年では特にお子様のご両親の体がそもそも弱くなっています。食品添加物や農薬などの化学物質をはじめ、運動不足や食生活の乱れ、さらには何かあればすぐに「消毒」、というように衛生環境が良すぎるのが逆に抵抗力を下げ、病院に行けばちょっとした病気にすぐに抗生物質や化学薬品を大量に飲まされているのも大きな原因です。その結果、弱い体質を引き継いだお子様がどんどんと生まれてしまっている現実につながっています。

私が数々の小児のご相談を受けるときに感じるのは日本人は特に子供に薬(化学物質のことです)を飲ませすぎているということ。

ぜんそくやアトピーになればステロイド、風邪を引けばすぐに抗生物質。しかもこれを短期間ではなく子供の間ずっと続けています。このせいで本来持っている回復力が阻害され、小児のうちに治るはずであるアレルギーなどがかえって重症化し、大人になってもアレルギー症状が続いていくという羽目になっている例を数限りなく見てきました。

薬を使うな、ということではありませんが、特殊な事例を除き、本当にお子さんの将来を憂うのであれば化学薬品に頼りきった治療をすべきではないと私は断言いたします。

特に成長不全の虚弱体質なお子様やアレルギー体質のお子様は是非一度ご相談ください。

当店のご用意する漢方薬、自然薬はお子様の本来備えている回復力をサポートし、「自分の力で病気を治す力をつける」ことを目的としております。抵抗力を下げ、病気を長引かせるようなものは一切使用致しません。

また、漢方独特の飲みづらさなどを軽減させるために飲みやすいお薬や、きちんと服用していただくための手段も色々とご用意させていただいております。アレルギーだけではなく、頑固な便秘や夜尿症、多動症などの病気にも大きく改善している症例が多々ございます。

大切なお子様の将来を見据えて漢方ライフ、どうぞ一度真剣にご検討頂き、是非お試しになってみてください。きっと素晴らしい結果へとつながっていくと確信しております。

当店では「小児専門漢方相談」を設けております。
ご希望の方はお電話やメールにてご予約をお取りください。お申し込み時に「小児専門漢方相談」ご希望の旨をお申し付けくださいませ。