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小児ぜんそくやアトピーを「小児」で終わらせるために

2012年8月27日 13:29小児アレルギー

当店の小児専門相談で件数として多いのはやはり小児のぜんそくやアトピーです。

 

ただし、当店ではもちろん成人の方のアトピーやぜんそくの相談も受けておりますが、最近感じるのは20代から30代までのお客様で、ぜんそくやアトピーにお悩みの方の中での比率として、「小児の頃からずっと続いている」という声を多く聞くようになってきたということです。

 

当店の開店当時(35年前)の話を聞きますと、ぜんそくやアトピーはどちらかというと後天的(仕事が忙しい、生活習慣が悪いなど)な比率が多く、

子供の頃からのこうしたアレルギー症状は「いつの間にか治っていた」という方のほうが多かったと言います。

 

これは当店の統計だけの話ではなく、実際に医療統計、算出されているデータ上でもきちんと立証されているそうです。

 

これは一体どうしてなのか?ここ3~40年の間に一体何があったのか?

思い当たるのはこの同時期に花粉症などのアレルギー症状が一気に国民病というべきほど広まった背景です。これにはきっと関係性があるのではないか。

 

結果、私の考えとしては「薬の使いすぎ」と「体の虚弱化」の2つの大きな理由があると考えます。

 

数十年前の日本では小児が例えば風邪をひいた、という時に「薬を使う」というのが第一選択ではなかったと言います。すなわち「休息を取る、栄養を撮る、暖かくする」などの基本的な対策で大抵の風邪には対応していましたし、それで十分でした。

しかし今時ではどうでしょう。「ちょっと鼻水が出た」、「ちょっと咳をしている」、「喉が痛いと言っている」というのですぐに病院にかかって抗生物質をはじめとするお薬を服用します。しかしこれを考えてみると確かに症状を重症化させないための受診は必要かもしれませんが、私は抗生剤の頻用や、長期の化学薬品の服用は結果として成長過程の子供の「治す力」を削ぐことにつながる危険性を持っていると考えています。

 

事実、子供を生むご両親の体も昔と比べると虚弱化しており、お子様はご両親の遺伝からどうしてもアレルギーなどを持って生まれてくる可能性が否定できません。

しかし、前述したとおり、小児のアトピーやぜんそくは基本的には成長していく過程の中で次第に無くなっていくものでした。それを要するに「体を甘やかす」化学物質により、結果として治癒力を削がれて大人にまでひきずってしまっているとしたら・・どうでしょうか?

 

では薬を使わずに放っておけばいいの??ということになるかもしれませんが、決してそういうわけではなく、ここに漢方薬や自然薬の存在意義が出てくるのです。化学薬品と漢方、自然薬の最大の違いは「もともと備わっている治癒力を強化する」というのが特徴であることです。

 

小児アレルギーというものが本来、健全に成長していく過程で次第に改善していく種のアレルギーであるのならば、それを手助けすることで最も良い形でのケアが出来るのではないか?私はそのように考え、いつもご相談の中でそうしたお薬をご紹介させていただいております。

 

 

 

 

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