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抗生物質は腸内細菌も殺してしまう。〜安易な長期投与の危険性〜

2013年5月 7日 16:59風邪をひきやすい、病気になりやすい

「風邪のウイルスに抗生物質は効果が無い」

意外と知られているようで知られていないこのこと。皆さん、あるいはご家族に「風邪を引いた!早く病院で抗生物質をもらって熱を下げないと!」などという風に言っている方はおられませんか?これはちょっと問題アリです。

もともと風邪の原因の90%程度を占めるウイルスですが、抗生物質はこの風邪のウイルスには効果がありません。あくまでも細菌に対しての効果を期待するものであり、二次的な感染予防に用いるのが目的です。

さらに問題なのは、抗生物質は体にとって有益な腸内細菌をも殺してしまいますので、善玉菌が減り、悪玉菌や日和見菌が増加し、要するに腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。抗生物質を飲むと下痢をしてしまうのはこれが原因です。2〜3日の服用であれば死滅した腸内細菌も復活しますが・・・

実は腸内細菌は体の免疫力とも密接に関わっており、体の免疫の実に6〜7割が腸内環境に依存していると言われています。
つまり、抗生物質を長期に連用する事で腸内の環境がどんどん悪化したとしたら・・?
体を良くする目的で飲んでいるはずの抗生物質によって結果として病気を招き入れる事になります。

ですから特に小児のお子さんなどの抗生剤の長期連用が大変に多く見られますが私はここに大きな疑問を感じています。

安易な抗生剤の長期連用はリスクが大きく、これから成長して行くであろうお子様の免疫を削ぎ落とすことにつながる可能性があります。

少し調子を崩したからと言ってすぐにお医者様にかかってたくさんの薬を飲ませている、ということに思い当たる親御様はおられませんでしょうか?

子供の本当に健やかな成長を望まれるのであれば一度是非ご相談ください。きっとお役に立つお話しができると思います。
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