小児の食べ物アレルギーを改善させるには
2013年7月11日 18:17小児アレルギー
小児の食物アレルギー報告が年々増加しております。
この原因を皆さんはご存知でしょうか?
そもそも食物アレルギーとは腸に入って来た食べ物を腸内細菌が分別する際に体にとって有益なものを異物と誤認することが原因です。つまり最大の要因は腸内細菌のもつ腸内免疫システムに故障が起きているということです。
とかく最近の小児には下痢や便秘のお悩みが多く、偏食や先天的な腸系の虚弱が見られます。
「小さな時から食育を行わずに好きなものだけを食べさせるという無頓着な食生活を送っている」
このような親御さんが多いのも原因の一つです。
合成化合物や体力の食塩や糖分を含む食品(特にお菓子など)、さらには抗生物質などの化学薬品を多く摂っているお子さんは食物アレルギーを起こしやすくなります。生まれながらの食物アレルギーについては先天的な腸内の虚弱体質を改善して行く事で克服して行く事が可能です。
卵、えび、かに、そば、牛乳・・などなど多くの食物アレルギーが存在しますが、この多くはお子様ではなくご両親の食育、もしくはご両親の遺伝の部分が原因となっています。
大切なお子様の健康を願うのであればまずはご自身の食生活、生活習慣を見直す事が大切です。冷たいもの、甘いもの、やわらかいもの、自分のお好きなもの、そんなものばかりの食生活を送ってはおられませんか?その上で漢方や自然薬による腸内環境の改善を是非お試しください。多くのお子さんが食べ物アレルギーを含むアレルギー疾患を克服してくれております。