HOME小児専門相談>健康な体作りは15歳までが決め手?!

健康な体作りは15歳までが決め手?!

2013年12月 9日 11:59小児アレルギー

今日はちょっとした話題を一つ。
タイトルにあります「健康な体作りは15歳までが決め手」という言葉ですが、最近話題になっている近畿大学のマグロの完全養殖の養殖中、稚魚の段階で当店で大活躍のバイオリンククロレラの生クロレラを与えている、という話がありました。

稚魚の段階でこの生クロレラを与えると病気をしづらくなったり育ちが良くなるという恩恵も出るのですが、何よりも「天然のマグロに近くなる」というのが最大の効果だと言います。

これはもちろん見た目も味も、という意味です。これはすなわち自然に近い健全な体質が作られる、という事です。

先日、生クロレラを食べさせていた養殖した鮎に天然鮎と同じ顎ヒレができる、というお話をしましたが今回も同様ですね。これはバイオリンククロレラを摂取する事により「恒常性(こうじょうせい)」が高まるのが原因です。恒常性とは命を持った様々な種が本来持っている姿や能力、そして働きをするようにするための力です。ですから傷ができれば修復したり、失った臓器を復元したりという力が動物には備わっています。あとは生まれ持った障害やアレルギー等を克服する力も同様です。

ですが、この恒常性をきちんと獲得するのには人間で言えば幼児期〜15歳程度までの時期が非常に大事となります。これがマグロですといわゆる「稚魚」の時期とかぶるわけですね。

例えばアレルギー疾患を考えてみますと、大人になるまでその症状を持ち続けているとそれを改善させるのはかなり大変になります。ぜんそくやアトピー等が子供のうちに治った、というのはこの恒常性によるものであり、人間や動物は多かれ少なかれこうした力を元々持っています。

ですが、この力が少ないお子さんのこうした大事にな時期にその恒常性を高めることをせずに抗生物質や化学物質でただ症状を抑える事だけを続けていたとしたらどうでしょうか?結果として大人になってもこうした悩みを持ち続ける事になる可能性があります。

幼児期から15歳くらいまでの成長期、本当にしなくてはいけない事は「恒常性を高める事」であると私は考えております。
化学薬品では決してできない恒常性の向上をどうか大切なお子様の為に考えてみてあげて下さい。
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付