HOME小児専門相談>「殺菌」と「滅菌」が子供を弱らせる

「殺菌」と「滅菌」が子供を弱らせる

2014年2月18日 17:28風邪をひきやすい、病気になりやすい

免疫機能を統括するのは「腸」です。

腸内細菌が支配する「腸」は身体の免疫能力の実に70%超を担っている機関です。しかし抗生物質をはじめとする殺菌、除菌剤の多用は体内にとって有益な菌を殺す事につながり、また幼少期に体にとって有害な菌を身体に取り入れ、それを体内の免疫細胞が駆除する事で免疫能力は増して行きますが、こうした除菌や滅菌が過剰になるとそうした免疫機能の向上が行われにくくなり、結果として「感染しやすい弱いからだ」を作る事になってしまいます。

極端なことを言えば泥にまみれて遊ぶ子供の方が長い目で見ればたくましく元気な身体になっていきます。

事実、アレルギー疾患(アトピー、ぜんそく、花粉症)などを煩う子供の多くは腸が弱く、ちょっとしたものを食べるとすぐに腹を壊したり、便秘がちだったりします。そしてそれを助長するのが服用する事で腸内にとって有益な腸内細菌などをも死滅させてしまう抗生物質などの化学薬品である事は皮肉としかいえません(抗生物質と整腸剤がなぜ一緒に処方されるのかを考えてみればいいと思います)

ちょっと鼻が詰まった、咳が出た、と足しげく小児科に通うお子さんとマスク等した事もなく毎日暗くなるまで外でかけずり周っているお子さん。どっちが病気になりやすいと思いますか?
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付