HOME小児専門相談>子供の発育と漢方薬

子供の発育と漢方薬

2014年2月20日 15:33子供の発育と漢方薬

子供の発育に関わる臓器・臓腑としてまず大きく分けてみましょう。

漢方では五臓、として5つに分類しています。それぞれが関与する物をまとめてみました。

 

1.風邪やインフルエンザなどをはじめとする感染症などに罹りやすい、皮膚が弱い、腸の調子を崩しやすい、アレルギー疾患を持っている・・・「肺」が弱い

2.成長が悪い(髪が生えない・背が伸びない・言葉を上手く離せない・物覚えが悪い・骨や筋肉が弱い)、先天的な病を抱えている・・「腎」が弱い

3.自律神経が不安定ですぐに泣いたり叫んだりする・イライラして集中力がない・・「肝」が弱い

4.同じく自律神経が失調しているがオドオドビクビクしていて気が小さく心配性・眠りが浅い・・「心」が弱い

5.食欲がなく、食後すぐに寝てしまう、血色が悪く、貧血がち、体重が増えない・・「脾」が弱い

 

これら五臓と発育の関わりを頭に入れ、虚弱な部分をフォローする漢方薬を用いて行く事で健全なお子様の発育をサポートして行く事が可能になります。お子様の自然な成長を促して行ける、という意味では漢方薬が非常に優れているものであり、かつ他にないものであるということがおわかりいただけるのでは、と思います。

 

日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付