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お子さんの心の病は親御さんと一緒に漢方を

2014年4月 2日 12:39子供の精神病

ここのところお母様とお子様、という形での心のお悩みが非常に多いので今日はちょっとこうしたお悩みについて書いていきます。

以前にアスペルガー症候群でお悩みのお子様について漢方や自然薬での対応をお話しいたしましたが、今の時期(春)に多いのはお子さんの自律神経や情緒行動の乱れです。具体的には暴力、暴言、泣きわめく、不登校、拒食、過食症、身体の痙攣などなど。

こうしたお悩みについてお越しいただくお客様(お子様と多くはお母様)を見ておりますと、ほとんどのケースでお母様(あるいはお父様)にも漢方や自然薬をお勧めしたい状況にあります。

どういうことかといえば、お子様のこうした情緒行動の乱れは多くの原因がストレスにあり、そのストレスの行き場と言うものがどうしても家庭内に充満してしまいがちです。
その状況下において、そもそもの原因が全く無関係なものだったとしてもやはりそれを常にケアし続ける親御様、特にお母様にも大きなストレスがかかって行きます。

そうした時に親御様にそれを受け止めるだけの余裕があればよいのですが、こうしたお悩みは長期に続いているものが多く、肉体的に、精神的に親御様も疲弊してしまう事で非常にストレスの悪循環を作りやすくなってしまいます。

事実当店でお話しされるお母様も情緒が不安定になっておられたり、時には「子供が憎くて・・」というお言葉が涙ながらに出ることもしばしばございます。これは決して誰のせい、と言うものではありません。しかしそういうお気持ちで接する親御様も、また接せられるお子様もよりストレスフルな状況になるのはごく自然な事です。

こうしたケースについて、私がどうしてもお伝えしたい事は大きく2つ。

1つは病院の向精神薬や安定剤などでこうした状況が根治する事はほぼ無い、ということ。
あくまでも対症療法にすぎないこうした化学物質による治療では一時しのぎはできても薬を止める事ができなくなり、結果として薬に依存した状況が悪化して行くケースが少なくとも当店にご相談にみえるお客様の大半を占めます。

そしてもう1つはストレスによる身体と心の疲労が病気を生む最大の原因であり、それに対しての抵抗力をつけたり消耗を回復するのは漢方薬や自然薬であり、そして何よりもその状況をきちんと全て聞き取った上で理解してさしあげること、です。

私の考える心のトータルケアとは数分話を聞いて薬を出してハイ終わり、と言う事ではなく、その方のお悩みを全て受け止めた上で、的確な「回復・強化方法」をアドバイスして差し上げる事です。

お子様の抱えるお悩みに対してお悩みの親御様、お子様と一緒にどうかご本人様もご相談ください。
きっとお力になれると思います。







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