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子供が薬に依存する怖さ

2014年4月28日 17:17西洋薬の怖さ

「怖いんです 息子の薬がきれるのが」


先日こうお話しされたのは当店に先月から通われている10歳の男の子のお母様。知人からのご紹介で身体が弱く病気がちなご子息の体質改善をお望みで当店にお越しいただきました。

お子様は小児ぜんそくと花粉症を患っておられるのですが、一ヶ月の漢方薬の真面目な服用でほぼ毎日使っていた吸入器を使わなくても発作が起こらなくなった、とお喜びいただきました。

ただ、その後抗アレルギー薬だけはお続けになられていると言う事でその理由を聞いた時に冒頭の台詞がお母様の口から発せられました。

聞けば抗アレルギー薬を止めるとすぐに鼻水が出てくるのが怖い、とのこと。

「鼻水が出る」「咳が出る」

これはそんなに怖い事でしょうか?

私にとって一番怖いのはどんな状況下においても「鼻水が出ない」「咳が出ない」お子さんの身体の状態です。

咳が出るのにも鼻水が出るのにもきちんとした体の中からの防御反応としての「理由」があるのです。ただ、それが過剰になったり誤認したりするのがアレルギー症状であります。ただ、抗アレルギー薬をはじめとする化学物質はそれが正当な理由で起こる防御反応なのか、はたまたアレルギー症状なのか、という見分けをつけてなどくれません。一緒くたに「ただ止める」だけです。

これを過敏なほどに「出るのが怖い」と親御様が全て薬で押さえつけてしまったらどうなるのでしょうか?身体の持つ恒常性が破壊され、身体の防御機能が正常に機能しなくなる可能性を否定する事が私には出来ません。

悪い物を外に排出されるための咳や鼻水は決して「害毒」などではありません。

それを共働きやお子様の育児疲れ等を理由に「おとなしくしていてほしい」と薬で押さえつけると言うのはお忙しい環境には頭が下がり、理解する事はできるのですが、しかしそれはあくまでも「大人の都合」です。

お子様の健全な成長の為にしなくてはいけないのは「間違った防御反応」を起こさない、そして病気に対する強い回復力を備えた体作りではないでしょうか。

私が漢方を用いて行っているのはまさにこれである、という自信がございます。

お忙しい中、週に何度も小児科さんに通っては抗生物質や化学物質を抱えるほどいただき、それを飲ませる・・そういうことが常態化しておられる親御様は決して少なくありません。

ですが「みんなそうしているから」正しい事ばかりではありません。

本当にお子様の健全な成長を願うのであればまず向いている方向を一度立ち止まって確認してみる事も必要ではないでしょうか。

どうしたらよいかわからない、と思われるのは現代の医療のスタイルを考えれば当然です。疑問を感じた方、ご興味をもたれた方は是非一度ご相談ください。
きっとお役に立てると思います。



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