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猫ちゃんの「好酸球肉芽腫」対策!

2008年1月28日 17:21漢方による好酸球肉芽腫対策

「好酸球肉芽腫」という疾患は主に猫によく見られる皮膚病の一種で、アレルギーに関係して皮膚に炎症が起こる病気です。首、腹、腰背部などに肉芽様の病変ができ(多くは凹凸があります)、強い掻痒感がでるものが多く、中には猫白血病が関係している場合もあり、注意が必要です。

デリケートな猫に多い傾向にある疾患の一つですが、動物病院ではステロイド剤の注射などによって症状を調節することが多いようですが、もちろん漢方による治療も可能です。

ステロイド剤などの長期使用などに抵抗を感じる方からのお問い合わせが非常に多い疾患の一つであり、私の治療法としては発症している症状に応じた漢方薬と併用してアレルギー反応を免疫反応の暴走、という観点で捉え、「ルミン」という免疫を調整する薬を服用していただくこともあります。

他の頁でも書きましたが、「ルミン」は体内の免疫反応を一方的に上げ下げするのではなく、「調整」する効果を持つ唯一のお薬です。安全性は非常に高く(副作用がほぼ100%ないというのが特徴です)、漢方との併用も安心ですので私はよく使用しております。(副作用がないといっても使用量には知識が必要ですので注意してください!)

用いる漢方の種類は基本的に人間と変わりありませんが、アレルギーが起こる原因というのは免疫不全と言ってしまえばそれまでですが言うなれば身体の中にできた「ひずみ」が原因であり、それを正して補強していくのが漢方のポイントです。

皮膚病は猫にとって1、2を争う不快な症状です。
感染症などと大きな病と結びつく可能性もありますのでどうぞ早めにご相談下さい。

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