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出雲・松江一人旅③

2012年2月 8日 18:02(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

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まさにようやく、という感じで出雲に到着。
鳥取を通ってきたときにはあまりの雪に心が折れかけましたが幸いにもほとんど雪はありません。しかし日本海に面しているだけあって恐ろしく寒いです。強い風が吹くたびになぜここに来たんだろうという素朴な疑問が浮かびます。

それでも自分で計画した旅行です。
楽しまなくては!と持っていた荷物をあずけ、出雲市より巡回バスに飛び乗り、

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出雲大社へと到着しました。
(AM11:45)

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島根有数の観光地として知られる出雲大社ですが、何というか完全なオフシーズンの空気がビンビンきます。30代~50代くらいの女性旅行客のグループがちらほらとおりますが、何といってもベースは縁結びの神様ですので男一人、しかもこの凍りつきそうな気温の下で震えながら写メを撮りまくっている私はどこからどうみても不審者の装い

女性観光客に「よかったら写真撮りましょうか?」と声をかけようものなら悲鳴をあげて逃げられる勢いです。

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出雲大社に入ってすぐのところにあった小さな社。「ここをおがめば心罪は許される」というありがたいコメントが書かれていますが思い当たることが皆無なのでそのままスルーします。

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本堂へと続く長い長い道。
美しく整然と掃除の行き届いた美しい道が続きますが観光客どころかハエ一匹見当たりません。八百万の神様が総出で「ねぇ何しにきたの?」と私に声をかけているような気分になります。


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ヤマトタケルノミコトが宝玉を得るという巨大なオブジェなども随所に散りばめられているのですが寒さのあまり手がかじかんで写真を撮るのすら困難なほど。光り輝く宝玉が湯たんぽに見えます。


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そして歩くこと20分。
体の感覚が7割がた麻痺している状態で本堂に到着(PM12:20)

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境内の脇に飾られている大量の絵馬に「今年こそ結婚できますように」「〇〇さんと結ばれますように」などという縁結びの大社らしいコメントが山のように綴られていますが、その中に「ニュージーランドに移住したい」という絵馬を残してきました。確実に天罰が下ります。


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個人的に出雲大社では3時間の滞在を予定しておりましたが、気が付けば40分後に割子そばをすすっておりました。みんな寒さが、寒さが悪いんです。か、帰りたくなんかないんだからね!

(続く)

八百万の神様たちは、この時期は出雲にはいらっしゃらないと思うんですよね……。