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出雲・松江一人旅⑤

2012年2月18日 09:29(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

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「武家屋敷」
当時の建物をそのまま保存し、展示しているという話は観光ブックで目にしていましたのでああここなのか、という感じで何気なく中に入ります。


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「盛り砂」。
刀をここにズリズリして切れ味の落ちないようにしていた、というものですが実際に見たのは初めて。へぇこれがそうなのか、と思って持っていたボールペンを抜いたところ、


「いらっしゃいませ」 「ゲッ!」


いきなり無機質な声を後ろからかけられ飛び上がってしまいました。お、脅かすなっ。

振り返るとこれまた機械人形のような能面の女性が私を全く感情の無い目で見ていました。

「いらっしゃいませ 拝観料300円頂きます」
「あ、お金かかるんですね。それはすいませんでした」

手が動くとキリキリ音がするんじゃないかというくらい機械的な動きで私の300円を受け取ると

「ごゆっくりどうぞ」

キリキリキリ・・・という動きで奥に消えていく係員さん。なんだろう怖い。
ま、まあせっかくお金を払ったのだから武家屋敷の探索と行きましょう。

しかし・・・誰もいないな。
シ・・・ンと静まり返った武家屋敷にたった独り。なんだか不気味です。


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「ゲッ!」

またびくっとしてしまいました。
屋敷の中で武家マネキン達が会話をしているのですがこれがまた不気味です。延々と同じ会話を繰り返すようになっているのですが夜間になった瞬間刀を持って襲いかかってくるような気がしてなりません。殿中でござる。しかし個人的にはさっきの係員さんの方が恐怖の度合いは上です。

なぜか頭の中で武家マネキンと係員さんが同時に斬りかかってくるイメージが湧きます。


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一通り武家屋敷を見終わると外に出て、松江城周辺の散策を続けます。「松江城」の矢印の通り道を歩いていきますが、行けども行けども城が見えてきません。え?迷った?あははは そんなことありませんよちょっと過剰に道を見失っただけです。

見つからない城の代わりに松江靖国神社を発見。
松江のついでに私も護ってください。

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なんてことを言っている間にようやく城を発見。こう書くと大したことないようになりますがすでに武家屋敷を出てから二時間近く経っています。

もうホテルに帰ってふて寝しようと思っていた矢先の発見に嬉しくなるよりも何となく面倒くささが募りますがここまできて帰るのもなんなのでここでも入城料を払って城内へ。

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松江城は戦対策に特化した城ということなので内部は驚くほど質素で剛健な作りでした。戦に使った道具などの展示品は非常に充実しておりました。天守閣まで上り、写真をパチリ。なかなかの光景です。


ここまでで出雲から約6時間ほど歩きどおしなのでさすがにちょっと疲れてくるのと同時に空腹感が湧き上がってきました。

よく歩いた、と自分を褒めながら夕飯になだれ込むことに。

(続く)

出雲・松江一人旅、いいですねぇ。
私も夜行列車で旅がしたくなりました。


当店のお客様から「タクヤ先生はいつ来られますか?」と
聞かれました。
その方は、現在薬剤師をされており、将来を考えて漢方の
資格を取得するかを考えてられるそうで、
今度、タクヤ先生が来られたときにお話を聞きたい
とのことです。

急ぎはしませんので、今度来店してくださるときに事前に
一報いただければ、そのお客様に伝えてみます。

よろしくお願いします。

ハマダさん

コメントありがとうございます^^
お客様の件も了解いたしました。

私等でよろしければ漢方を学ぼうとされる方には是非一度お話させていただければと思います。

今週の土曜日あたりにうかがえたらと思っております。
スケジュールを調整して早めにご連絡させていただきますね!