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鞠か球か。

2008年11月29日 16:59(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

趣味でフットサルを始めてかれこれ5年になります。

趣味はフットサルとバンド活動、時々ボクシングです、というと大半の方が「とてもそうは見えない」とおっしゃっていただけます。ネガティブに解釈すると悪口ですがポジティブに解釈して自分は文化的なビジュアルなんだと脳内環境を整える毎日です。

確かにご来店されるお客様にはできる限りソフトで丁寧に接することを心がけさせていただいておりますのであまりアグレッシブな活動をしているようには見えないのも客観的に見れば事実です(脳内調整中)。

そんな私ですが先日フットサルの大会に参加してまいりました。

開催日時が平日金曜の夜というまさに「サラリーマンナイター大会」という名前そのものの会社帰りのサラリーマン達で構成されたチームどうしの大会です。

当日は朝からやや高めのテンションで気分を大会に向けて高揚させていた私ですが、仕事がおしてしまい、19時の開始時刻から30分程度遅刻して到着、急いで着替えて皆が立つピッチへと向かいます。

「ごめん!遅れた!」

自軍のコートに駆け込む私に「よし!じゃあ後はまかせた!」とベンチで控えていたチームメイトがゼッケンを渡してくれます。なんということでしょう!着いた早々早速出番ですか!!なんという期待!!

「よしきた!任せてくれ!」

体中に闘志をみなぎらせ仲間達が戦うコートへと降り立ちます!

「さあ!来い!!」

コートで気合を入れた第一声のあとスコアボードにふと目をやります!!

『自軍 0-8 相手』

テンションが光の速度で現在の日本の株価なみに下がりました。

なんということでしょう!0-8て!!何これ!野球!?
そう思って仲間の顔を改めてみると全員1週間前に陸揚げされてそのまま放置された深海魚みたいな表情をしています。もはや闘志というより凍死です。

こうして腐った深海魚達+完全に浮いてしまったテンションの男の絶望的な戦いが始まりました。

そうしたところ試合再開数十秒で点数の理由が判明。しがないサラリーマンナイター大会なのに相手チームの選手全員「あ、俺?Jリーガー手前まで行ったよ」と言わんばかりの実力者達なのです。

ほとんどJリーガー VS 将来の夢は白い犬を飼ってブリーダー 
これで勝負になるはずがありません。

終わってみれば放送禁止になるのではないかというほどの点差が開きあえなく終了。

一試合目から私を除く全員、魂ごと万力ですり潰されたような状態になりました。え?私は無事だったかって?いやだなあ・・・私はほらあれですよ、文科系ですから。

ちなみに後で聞きましたら緒戦の相手チームは全員本気でフットサルやってる実業団チームということが判明しました。全員頭から「ほぼプロ」というプラカード提げてやっていただきたかったです。

深海魚となると死んだ鯖の目より凄そうですね。ご愁傷様です。
なんだかこの日記、タクヤ先生の文才を細部にわたりフルに、
ふんだんに、惜しげもなく披露してる気がします。
本当、うまいです。しみじみ感動。

ありがとうございます。
褒めていただけるといつもリアクションに困るのは私の悪いところと自覚しています。褒められ下手なのに褒められたいという早口言葉みたいな性格の自分が恨めしいものですね。

すさみきった深海魚をなだめすかして帰りました。