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牛丼の怪

2009年1月14日 09:19(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

「牛丼」が好きです。

シンプルな見た目にも関わらずその完成されたフォルムと味覚。
おそらく世の多くの男性(女性もですが)の心を惹きつけてやまないアイツはそう、小悪魔。

休日の朝などにはふらりと家を抜け出して近所の牛丼店へと足を運ぶことも少なくありません。

それだけに一時期の狂牛病騒ぎで牛丼が姿を消した時にはショックのあまり牛丼を求めて雨の中を泣きわめきながら走るというエピソードも。

こう書くと完全にただの異常者なのでウソはこの辺にして。

普段、牛丼店に行かれることのない方はあまりご存じないかと思いますが、牛丼店には注文時に一声かけると自分好みに牛丼をアレンジしてくれるというちょっぴりオシャマなシステムがあります。

有名なのは「ツユダク」(牛丼の汁多め)などですがその他にもタマネギの量を減らしたり抜いたりとそういった操作もいろいろと可能です。

そんなわけでつい昨日も某牛丼店に行ってきたのですが、その店内で素人(←あまりシステムを知らない人の総称)の中学生らしき男の子が「ベニショウガダク」で!と紅しょうがの増量を訴えて「目の前にありますのでご自由にどうぞ」とコンマ0.1秒で返され撃沈しておりました。

「甘い!甘すぎる!片腹痛いわこのこわっぱが!」と心の中で叫ぶ私。紅しょうがの位置すら把握していないとは!なんかもう母が泣くよ!

よかろう。
少年よ、ではここで牛丼マイスターの私が今までに聞いたこともないような画期的な設定変更を込めた注文をしてあげよう。お手本として後世まで語り草にするがいい。

いいか?ここで大事なのは盛りの分量の調節をできるというところに目をつけたキミの視点自体は間違いではないということだ。しかし、しかしだ。あくまで操作できるのは彼ら店員の手にあるものだけなんだ、そこを間違えてしまったのがキミのミスだ。そう、そういうことだ。と・・いうことは・・・わかるな?そう、これが答えだ。


「牛丼の並盛りを一つでよろしいですね?」
「はい、ですが肉ダクでお願いします」
「大盛りですね 150円増しになります」

アッ!

キン肉マンといえば牛丼。牛丼といえば吉野〇ってのが定番だったのが、
いつのまにやらこともあろうかキン肉マンはすき〇と提携!
牛丼祭りってCMで観るたびにキュンと胸が締め付けられます。
違うだろ!あんたの好きだった牛丼はす〇家の牛丼じゃなかっただろ?!
って問いただしたくなる私がいます。