皆さんは小さい頃に不思議な力を持っていた、という記憶はありませんか？

特に乳幼児から幼稚園児くらいまでの小さなお子さんには不思議な力があるといいます。それは科学的に解明できることばかりではないそうです。

よく赤ん坊が何も無い箇所を見つめて笑ったりしているのも、ひょっとしたら我々には見ることのできない何かを見てそれと会話しているのかもしれません。

ああ、すいません。前文が長くなってしまいましたね、要するに何が言いたいのかといえば私、今もそんな力を持っています。

そうですね、ちょっと勢いでページを閉じる前に話を聞いてください。

実は私は中学生くらいの頃からいくつか日常的に不思議体験に遭遇しておりまして。こういう話をすると大抵笑って流されるかウソツキ呼ばわりされるのですがつい先日、この現象についてある方から衝撃的な仮説を立てられました。

そもそも、どんな不思議体験なのか、というのを先にお話しなければいけないのですが、とりあえず笑って流さずに皆様の脳内に情報をお入れ下さい。ええ・・いくつかあるので箇条書きにして見ます。

①時計の針をふと見ると秒針の動きが３～４秒間止まる
②夕方にデジタル時計を見ると９割がた４時４４分の表示。
③混雑している電車内にもかかわらず私の右隣がほぼ確実に空く
④火花が見えるくらいの尋常でない静電気が起こる

まだもう少しあるのですがそうですねパソコンごと切らないで。
もうちょっとだけ聞いてください。

特に③番とかは自分でも果てしなくウソ臭いお話ですが本当にかなりの確立で空くんです。凄いのは一度座った人がわざわざ他の席に座りなおすという気合の入りよう。最初の頃は私自身が尋常でない体臭の持ち主なのではと疑ったりもしましたがいつも空くのは右隣のみですし、どうもそうではないようです(どちらかといえばフローラルな香りです)、だとすると普通には説明がつきません。

話を持ちかけたところ説明がつくというより何かが憑いてるのではと真剣に悩んでくれた友人もおりましたがそれもまたいま一つ歓迎できない原因でして。

気が付けばそういう状態のまま３１歳という年齢になりました。その他の現象も実は現在進行形でして。

まあ人様に話してもそういう冷たいリアクションが返ってくるばかりなので封印していた部分もあるのですが、つい先日ふとしたきっかけでこの話をある方にしたところ、

「それ絶対何か電波的なものが出てますよ！」

と、言われました。

で、電波？？

「そう！と、いうか聞いてすぐその可能性を考えないなんておかしいですよ！」

心から意外そうに言われました。
そ、そう言われると・・・変な説得力があります。

「するってえと・・・その電波のせいで人が避けたり時計の針が止まったり・・・？」

「超常現象みたいなふうに片付けるよりよほど現実的な発想だと思いますよ！」

「ふうむ・・・そ、そうですかね」

「そうですよ！これで３０年近い謎が説明できますって！」

「それは嬉しいですね！」

「ね！この仮説で検証していきましょうよ！」

「そうですね！わかりました！で、どうすれば！？」

「とりあえずなんとか研究所みたいなところで分解して調べてみましょう！！」

そんなわけで危うくショッカーに改造されかけました。

どなたか納得の行く説明のできる方を募集しております。