激戦!四駆バトル(前編)
2009年10月16日 13:56(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
「四輪駆動」略して「四駆」。
男達はこのたった4本のタイヤが生み出す熱いドラマに惹かれ続けてきた。パワフルな駆動、シャープなコーナリング、そしてスタイリッシュなボディ。
魅了された多くの男達。
ある者は叫び、ある者は泣き、そしてある者は狂喜する。
そしてその四駆の魅力に取り付かれた男達が今日もまたここに・・・・
と、いうわけで友人10人で集まってミニ四駆作って競争させようぜという話になったわけですが。
あ、大丈夫です、皆さんのおっしゃいたいことはよくわかります。
最初にこの企画を話した時に「ああ、楽しそうだね」と言いながら今まで見たことのない笑みを浮かべた妻の顔が頭から離れませんので。
企画立案したのは私ではありませんが嬉嬉とした表情で「杉山さん、ミニ四駆走らせましょう!」と言われた時に思わずハートが打ち震えて二つ返事でOKしてしまった私もなんら否定できず同罪です。
この間からオンラインゲームだのミニ四駆だの、お客様のご相談受ける前に自分の生活を考えなおせと言われかねませんがいくつになっても男はこういうおもちゃが大好きなものでして・・・。
ちなみにレースのルールはこうです。
・予算は1500円まで
・電池は全員共通のものを管理委員会より支給
・特設コースを3週する純粋なスピード勝負
・調達、組み立て、改造は当日全員で行う
つまり皆で同じ環境の中で調達からレースまでを行うという中で不正を防ごうと言う狙いがあります。
と、いうわけで何はともあれまずはマシンを調達しなくてはいけません。
いつも一緒にフットサルをやっているメンバー10人で練習後に集まり、国道沿いにある巨大なホビー専門店へと車で移動します。
入店すると見渡す限りプラモデル、エアガン、ラジコンなどなど・・・店の存在は知っていましたが、初めての入店。巨大なフロアに所狭しと並ぶミニ四駆とその改造するための膨大なパーツ。
私の予想を遥かに超える数です。
私も小学生の頃のブームに便乗した1人ですがこれほどの規模は記憶にありません。
ああでもない、こうでもないと言いながら各自真剣なまなざしでマシンを選定、その後に各々が目指すタイプを強化するためのパーツを吟味します。
もはやこの時点ですでに戦いは始まっています。
自らの選んだパーツはもちろん相手には見せず、皆お互いの顔色と動向を盗み見ながら仲間内なのに「ジロジロ見るんじゃねえ」「おい!今肩がぶつかったぞこの野郎!」「てめえ!」という怒声すら飛び交う始末。できればこのエネルギーを少子化とかに向けてほしいものです。
そして殺伐としつつもアツい空気の中 思い思いのマシンとパーツを決め、購入します。
そしていよいよ夜の決戦会場へ・・・
ちなみに決戦会場ですが偶然にもこの日に誕生日を迎える仲間の家でギャラリーを含めた15人が完全に事情を伏せたまま集合する手はずになっています。
誕生日ケーキとミニ四駆を手に男達が今・・・・集結します!
(後半に続く)
うわーっ続きが楽しみ☆
Posted by: ちび黒たまご