『前半をお読みでない方はまずそちらをご覧下さい』でおなじみのタクヤ先生です。こんにちは。

と、いうわけで１０人(参加者)＋５人(ギャラリー)が大邸宅に独り暮らしの友人の誕生日を利よ・・もとい１つのおまけイベントとして開催することになったミニ四駆大会。

集合時間は夜中の２０時。

人様の家に上がりこんで作業をし始めるには少々遅い時間です。
あ、違いますよ！作業ってのはお誕生会の準備ってことですよ！決してプロペアシャフトのギアをニッパでギヤを斜めにカットするとかそういうことじゃないんですから！

仲間のお誕生日を心からお祝いするわけです！
さあ歌いましょう！「誕生日の歌」です！！

ハッピバースデートゥーユー♪　

ハッピバースデートゥーユー♪

ハッピバースデー　ディアーーーーーーーー　・・あ、あれ？

は、ハッピバースデートゥーユーーーーーーーーーーーーーーー

・・・・・と、いうわけで完成しました１０台のミニ四駆。

大事にしていたおしゃれなダイニングテーブルを覆いつくしたミニ四駆を前に事情をいまひとつ理解できていない家主に説明(一言「余興ですから」)しつつ、これまた許可なく持ってきた一部屋まるまるを埋め尽くすミニ四駆専用コースを各自協力しながら無言のまま組み立て始めます。

この時点で余興がメインイベントを喰うというミラクルな展開に。

参加しない家主を尻目に黙々と戦う相手を決めるため、家主の所有していたトランプを配り始めます。

おそらく家主の中ではこの時点で「誕生日をお祝いしてくれる素敵な友人」から「山賊」へと認識が改まる感覚をビンビン感じながら組み合わせが決定。皆がそれぞれ組み立てたマイマシンを片手にコースを組み立てた部屋へと集結します。(ちなみにこの時点で時間は２４時半)

普通であれば通報されてしかるべき展開ですがさすがの家主、大人の対応(酒びたり)をし始めます。

様々な思いを胸に・・・ついに始まりました！激闘！ミニ四駆バトルが！

１０台のうち改造パーツを買ったのは９台！各自思い思いのパーツや改造によって自らのマシンをチューンナップしています！巨大なモーターを積んだ者、関節部の動きを良くした者、車体の軽量化を測ったもの、それぞれが自分の理想とする改造を終えています！

いくぜ！！

「いっけええええええええええええええええええええ」

発射と同時に逆走し始めた(構造上ありえませんが)マシンを皮切りに徒歩より遅い、カーブから１００％飛び出すなどメイクミラクルが続出。

１０台中まともに走ったのは３台と言う奇跡の結果を残し第一回ミニ四駆大会は無事終了。

深夜２４時から工作をし始め、終了時刻が２時近いということが作成能力と正常な分別を著しく低下させた結果と推測されますが・・・私はといえば惜しくも(・・・？)優勝を逃しましたがまともに走っただけで驚かれるという喜んでいいのかなんなのかいまひとつ分からない結果になりました。

でもまあ楽しかったのでよしとしましょうか。