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ドランクノラゴン

2010年1月28日 15:40(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

昨日、友人が大阪から出張でこちらに来ているということで、渋谷まで足を伸ばして飲み会に行ってまいりました。

久しぶりに会ったということもありますし最近ではなかなか都内にプライベートで出かけていくという機会も減りましたのでついつい飲みすぎてしまい・・

完全に酔っ払いと化した状態で2回ほど電車を乗り過ごした挙句、深夜24時近くに地元の駅になんとかたどり着きました。

猛烈な頭痛とほてり、喉の渇きに苦しみながらあとは一路、自宅への道を歩くのみ・・と思っていたところ妻から「飲み物を買ってきてください」というメールが。

文章だけ見るとそうなりますが行間を読みますと正式には

「(こんな時間までに帰ってこないとはいいご身分ですね。弁解は一切聞きません)飲み物を買ってきてください(さもなくば生まれてきたことを後悔させますよパーデゥン?)」

おそらくこれが原文です!!あああああ!なんということでしょう!怖い!怖すぎます。←当方泥酔しております。

・・・と、まあ酩酊してまとまりのない思考をなんとか調整しながら飲み物を購入するため駅直結のスーパーに入ります。

よろよろと飲料水やジュースのあるブースへとなんとかたどり着きます。
ああ・・・頭痛が・・・めまいが・・・もうとりあえず・・このあたりでいいだろう・・・、とオレンジジュースをカゴに入れたときです。

「Excuse me?」

流暢な英語が耳に飛び込んできました。

・・・?一瞬空耳かな、と思い、頭痛もひどいのでそのまま立ち去ろうと思ったところ

「Are you Ok? Excuse me」

ポンと肩に手を置かれました。

ギョッとして手を置かれた先を見てみると 少々困り顔の外国人の男性がおられます。見たところヨーロッパ出身の方のようで、細身ながら身長は185センチはありましょうか。なにやら違う銘柄のコーヒーを両手に持っておられます。

私はといえば近所の英会話に2年間ほど通っておりますので本当につたないものの最低限の会話はすることができると自負しております。そんな私に声をかけるとはなかなかお目が高い!さあ安心してください!懇切丁寧にお返事しますよ!

「は、はいなんれしょうか」

英語どころか母国語すらマトモに発言できません。


一瞬「なんてこった、おかしなのに声かけちまった」感を全開の表情をされた気がしますが、終電近くの時間で店内にはほとんど人がいないせいかやむなく私に質問を続けることにしたようです。

「Which is caramel latte?(キャラメルラテはどちらですかね?)」

手に持っているのは「キャラメルラテ」と「ティラミスラテ」の2種。
確かに英語の表記がありませんので見た目が似ているどちらかの区別がつきづらいのも分かります。


決して難しい質問ではありませんので「This one(こちらですよ)」とニコニコと微笑みながら指差してあげれば完了です。ふふん 私の語学力をなめてもらっては困るよ!

Every one(全てです)」

もはや脳の思考と行動がマッチしません。完全に壊れています。

「ああもう勘弁してくれオーマイガッ」という表情をありありと浮かべています。それはそうです間違いなく私でもそういう顔します。

さらに止めを刺すかのように「右だよ右がキャラメルラテだよ!」と叫び続ける脳の呼びかけを嘔吐中枢が複雑に邪魔し始めます。

「らい・・・らい・・・」

「right(右です)」という言葉よりも早くビクンビクンと嘔吐と頭痛の大波による脊髄反射が飛び出ます。まさにフランス人もビックリです。

結局、気がつくとなぜか私がキャラメルラテを持って家の前におりました。

ご迷惑をおかけいたしましたあの外国の方にはどうか日本という国を嫌いにならないでいただきたいと思います。

皆さん、お酒の飲みすぎにはくれぐれも注意しましょう。パードゥン?

意識があるだけまだまだ大丈夫ですよ☆
ところで飲み物=キャラメルラテでお許しいただけたのでしょうか。

その辺の記憶があいまいなのですが朝起きたらしっかり消費されていたのでとりあえず許された、と解釈してよろしいと思います隊長!