HOMEタクヤブログ>桜サクサク

桜サクサク

2010年4月21日 11:27(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

随分と遅くなりましたが先々週の週末にお花見をしてきました。

地元から車で10分程度のところに広い公園があり、仲間が集まり花見としゃれ込みましたが天気こそ残念ながら曇りでしたが桜は満開でした。

去年もほとんど同じメンバーにて同じ場所で花見を計画したところ春なのに極寒(5度程度の気温でした)かつ肝心の花が1部咲き程度と言うさんさんたる状況での強行。

9割がた残る桜のつぼみを見ながら「来週には満開だね」と未来花見を脳内で行っていた記憶が今も鮮明です(これを世間ではトラウマというようです)。

さて、この記憶が残っておりましたので戦々恐々としておりましたがなんとか天候もギリギリで踏みとどまり、無事開催となりました。

よかったよかったと10人程度で集まってやれ酒だつまみだとわいわい騒いでおりましたところドーーーン!ドーーン!ドーーン!


突如公園中に響き渡る轟音が!


ななななななんだ!?テロか!?戦争か!?と皆でひっくり返りましたがどうやら太鼓の音のようです。

公園内でこのタイミングで太鼓の練習・・・!?
なんだなんだと顔を見合わせてとりあえず会話にならないくらいの轟音です。

「よし、じゃあ自分が抗議してくるよ」

せっかく開催された楽しい花見をぶち壊しにされては気分よくありません。
せめてもう少し音を小さくお願いしようと私が席を立ちます。そう、言える男アピールです。


どうやら公園の我々の陣取りしたところから芝生の斜面を少し下ったところで太鼓を叩いているようです。


「すいません、話が出来ないのでもう少し音を小さくお願いします!」

これをドーンと伝えないといけません!

おっと、見えてきました。10人くらいおります!太鼓の数もそれと同数あるようでこれでは大きな音が出て当たり前ですね。

ドーン!ドーン!ドーーン!ドーーン!

練習と言うよりはもう発表会のようになっているようです、かなりの人が集まっています。

ん?近付いて初めて気がつきましたが太鼓を叩いているのは全員女性のようです。ねじり鉢巻にさらしを巻いてなんとも勇ましい格好で叩いておられますが・・・いや!別に男性だろうが女性だろうが変わりはありません!言うべきことは言う!これが私の信念です!

この太鼓イベントの紹介をしているのでしょうか、ビラをまいている同じ格好の女性がおります。どうやら広報を担当されているようです。よし、この方に言ってやろう!

「レディース太鼓クラブ○〇でーーす!おねがいしまーーす!」

「あの、すいません!」

「あ、チラシですか?どうもありがとうございまーーす!どうぞーー!」

「いや、そうではなくてですね実は・・「当クラブは2005年発足の太鼓クラブです!女性だけで活動を行っていますが皆さんの応援に支えられて発足当初は4名だった人数も今では12名まで増えましたーー!これも皆さんのご支援の賜物です!ありがとうございまーーーす!」


「あ、杉さん帰ってきた。どうだった?ズバッと言ってやった?」

「うん。頑張ってくださいって言ってやった」

あはは…
なんともタクヤ先生らしいですねー!
でも、それが先生の素敵なところですよね☆

そういえば…
私のヨーロッパの友人や、アメリカ人(主人もそうですが)は皆、「日本人は太鼓がどんだけ素晴らしいかもっともっと誇りに思うべきだ!」って口を揃えていいますねー
あの太鼓の音だけで、リズムだけで、色々な表現をする日本独特の文化は諸外国の方たちには、とても感動的な美しい文化に映っているらしいですよー
私は感情的な人間だからか、太鼓の音を聴くと心が躍ります♪

太鼓だけでなく海外から見た日本はとんでもなく素晴らしい国に見られているというお話をこの間聞いて驚きました。

実際住んでいるとなかなか見えづらいものってあるんですね。

そんなに素晴らしい国である日本が最近どうもおかしな方向に進んでいると感じるのは私だけでしょうか?