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遥かなるズーラシア

2010年6月 7日 14:59(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

昨日の日曜日、天気も良かったのでよこはま動物園「ズーラシア」に1歳の娘と妻と3人で行ってまいりました。

家から車で30分程度と言う距離にあるにもかかわらず初めての来園でしたが、地球上の様々な動物達が大陸別にエリア分類され、私たちを楽しませてくれました。

中でも娘が初めて出会う大きな動物、可愛い動物達との出会いは1歳の娘にとってはさぞかし鮮烈だったことでしょう。そんな娘と動物達の初めての出会いをここに書きとめておきたいと思います。

スマトラトラ→ガン寝


アジアライオン→フテ寝


レッサーパンダ→食っちゃ寝


ホッキョクグマ→あおむけ


うん、とりあえずおまえら野生に返れ


キバを抜かれた猛獣では上がるテンションも上がりません。ざっくりとテンションをもぎ取られた我々。意気消沈しながらニホンヤマネコを見た後に娘のオムツを代えるために順路の途中にあるベンチにて一時休憩をとっておりますと、「そこがあなたと違うところなのよ!」と大きな声が我々のすぐ脇から。

なんだなんだと見てみますと黒尽くめの服装の若い男女が我々の隣のベンチでなにやら口論を繰り広げております。


女性「私は髪の毛にポリシーをもって切っているの!それがあなたにはわからないの?」

男性「わからないとはいっていないだろ。でもオレはお客じゃないから意見する立場じゃない、っていってるだけだろ!」

ふむ。内容から推測しますに美容師さんカップルのようです。二人ともかなりボルテージが上がっており、ほんの2~3メートル隣で娘のオムツを代えている我々が目に入っていないようです。

口論は続きます。

女性「そうやっていつもあなたは逃げるのね!云いたいコトがあるならハッキリ言ってよ!」

男性「逃げてなんかいないさ!でもそれを決めるのは俺じゃなくてお客だろ、ってコトだろ!」

女性「私はあなたに認めて欲しいのよ!」

男性「認めてる!認めてるって言ってるだろ!」

女性「ウソ!ウソばっかり!もうたくさんよ!あなたはそうやっていつも口ばっかりじゃない!」

男性「なんだと!」

女性「なによ!!」


平和な動物園には少々似つかわしくないほどの激論、口論。そして2m横で聞き耳を立てながら黙々とオムツを替え続ける夫婦。シュールすぎる光景にインドカワウソもビックリです。


脇で妻がボソッと「あれがニホンビヨウシよ」と娘にささやきました。


結局、延々と続く論議を尻目に順路に復帰した我々家族ですが、園内の動物観覧をほぼ制覇し、さあ帰ろうというところでオランウータンのオリの前で熱烈に抱き合いながら「あなたが最高だよ」「いや、おまえこそ最高だよ」と囁きあっている二人を発見してこの二人が一番野生なんじゃないかと思いました。

嗚呼ズーラシア。

ズーラシアは広いですよね!
夏とか特にバテて寝てる猛獣どもが目に付きます。
金払って観に来てんだから動け。と言いたくなります。エゴでしょうか。
確か夏休み、ナイトなんちゃらっていう、夜間営業があるんですよね。
それに行くと夜行性のライオンとかも凛々としているそうです。
暗がりの動物園、ちょっと行ってみたいです。
1歳のお子さんがいるとちょっと難しいですよね。山梨のワイナリーなみに。

確かにエゴではありますが彼らはただのエコ(自己防衛)です。ライオンは夜行性なんですね・・

山梨のワイナリー 後編を未だに書いていないと言う衝撃の事実にたった今気づきました。殴ってください。