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堅甲診断ラブソディー

2010年6月11日 14:26(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

店の前を歩いていく小学生男子二人が「俺140でるぜ!」「ふざけんな!俺なんて150でるぜ!」と言い合っている声が飛び込んできました。ああなんだ血圧自慢か。

そんなわけでして今日は朝から健康診断に行ってまいりました。
一年に一度の体のメンテナンスと言うわけです。

胸部レントゲン、検尿、検便、視診、触診、心電図、と一通りのメニューをこなした後に採血へ。そうですね、この時点で変な汗が穴と言う穴から垂れ始めます。

そうです、こう見えて私、採血が大の苦手です。
採血に対しては確固たるこだわりを持っており、採血時は貧血を起こさないよう何が起ころうとも横になって採ってもらうという熱血硬派

一年に一度のイベントではありますが、今年もこの祭りがやってまいりました。硬派を貫き男をアピールするチャンスです!

「タクヤさーーーん、どうぞーーー!」 「うひゃいっ!」

男らしく声を上げて診察室へ。

エタノールチックな診察室の独特のにおい。

すぐ目の前にいる「はい、じゃあ準備しますねー」という看護師さんの声が遠くから死の宣告のように聞こえてきます。さあ、ここで男らしく言わねば、「あ、す、すいませんちょっと横になってやりたいんですg「はい、じゃあやりますねーーーー」

まさかの無視(スルー)。

「ちょちょちょちょまってくださいよ強行採血なんて国会だけで充分ですから!」とややウイットにとんだジョークを飛ばしてみるも聞こえないかのように黙々と私の血管に針をつきたてる看護師さんあ、ああああ・・・・あああああああああああああああああああ!!!!!


ブシュアアアアアアアアアアア(←想像の中の流血音


検診の帰りに息も絶え絶えになりながら「野党の気持ちがよくわかりましたよ!」と吐き捨てて帰ってきてやりました。


とんだ臨時国会だよ!

んまーーーーーーーーーーーーっ、ここに奇特な同志が!!!
いやね、私もそうなですよ。
血の気は絶対に多いはずなんですが必ず貧血になるんです。
初めてのぶっ倒れは中3。
強行採血後にクラスメイトはほとんど音楽室へ移動したというのに、
私は一人教室でひっくり返ってました。
採血中は見ないでいたので大丈夫だったのですが、
教室へ帰ってきてから綿を取った時に穴を見ちゃったんです。
そしたら抜く時に針で引っかきながら抜きやがったようで、
穴からツーッと線が!それに沿ってちょっぴり鮮血が。
それでもうKOです。なんてチキンなんだろう。
それから成人してから保健所で健診を受けた時。
色々回って、内診の時に訴えたんです。
採血では絶対に倒れるので寝て採血するように一言書いておいて下さいって。
そしたらそれを読んだ採血係の男、鼻で笑ってスルーですよ。
他の事に集中させたら大丈夫だろうと思ったようで、
「ちび黒さん、1,2,1,2、はい、掛け声かけて!!」って大声で。
待合室への扉は開放されていたのでそりゃ恥ずかしかったのなんの。
「1,2,1,2,…1,2…1…」声は次第にデクレッシェンド。
そして座ったまま横にスライドしてぶっ倒れました。
「本当にダメなんだね~。」だって。ざけんな!!!
こんなことで倒れてしまうあたし達の気持ちなんて、
きっとやつらには理解できないんだ。

ど、同士よ!!

多分あれです我々ニュータイプの気持ちはオールドタイプにはわからないんでしょうね。引力に引かれすぎてしまったんですね。