萌えろ!プロ野球
2010年7月30日 10:02(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
日本人の場合、集団でのイベントの時には政治や宗教、思想について熱く語るのはやはりちょっとタブー視されている部分があります。
熱いディスカッションが大好きな私としてはこれはちょっと残念ではありますが、日本の風潮である以上これは致し方ない部分と割り切っておりますが。
それでもやはりご相談に見えられるお客様から望まれればできるだけ様々なカテゴリのお話しについてトークするのも健康相談、サービスの一環と思い、なるべく多くの雑学を仕入れるようにしております。
が、それでもどうしても苦手な分野と言うものもございまして・・それが私の場合「野球」です。
私の場合、運動自体は幼少の頃からテニス、サッカー、フットサル、水泳、ボクシング、ソフトボール、野球、アイススケートとねえ、何を期待していたの?と親を疑うほどの競技を習わされたり、今もいくつかは趣味でやっておりますので根本的に大好きなのです。
ただ、「観戦」となると途端に興味が薄れてしまいまして、中でも野球だけは全く興味が持てません。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉どおり、興味の無いものはいくらやっても上達しないようにプロ野球ニュースや新聞を読んではおりますが一向に情報が脳にインプットされないのです。
そういう理由がありますので基本的にはできるだけ野球の話を避けるようにしていたのですが・・・
そんな中、先日ついにあるお客様に「今年のセリーグは接戦でおもしろいよねぇ!」と話しかけられてしまいました。
大ピンチです。
「いやあ野球全然分からないんですよ」と正直に言えばいいのですが、それによりお客様をガッカリさせてしまうのが心苦しいのです。まあ今思えばこれが悲劇の始まりだったわけですが。
ここが悲しいサガ。
「そうですよねぇ!盛り上がっていますものね!」
↑例えるなら全裸で富士山を上り始めた感じです。
私がお話に乗ってきたのを嬉しく思っていただけたのか、満面の笑みになるお客様。
「お!いける口だねぇ!タクヤ先生はどこファン?」
「あ、ええと大洋ホエールズです」
「え?」
「あ、巨人です」
「ジャイアンツかぁ タクヤ先生意外とミーハーだねぇ」
「あはは そうなんですよ。〇〇さんはどちらのファンですか?」
「かくいう俺も阪神ファンなんだけどねw」
「おおーライバルですね!」
「バカいっちゃいけねぇよ!今年はうちのチームが優勝をいただくよ!なんたってうちの打撃陣がノッてるからねぇ!」
「すごいですよねぇ ええと阪神の四番はバース?」
「え?」
「あ、いや悔しいですが絶好調ですよね!」
「いやぁでもジャイアンツはやっぱり侮れないよ。布陣が贅沢すぎるからなあ」
「僕もクロマティには期待してるんです」
「え?」
「あ、いや山倉に・・」
「え?」
「長島監督の采配に期待です」
「あーーーっはっはっはっ!タクヤ先生おもしれえ冗談だなあwいつの巨人だよそれw」
「あーはははははははははははh」
「俺はさ、本塁打とかもやっぱり気にはなるけど盗塁とかああいう記録にも目が無いんだよ。けん制に負けずに自分の足一つでベースを奪う、これがゾクゾクするんだよなぁ」
「ああ!わかります!盗塁といえばポンセですよね!」
「え?」
「すいません、ちょっと神宮球場にホーナー見に行って来ます」
こういう流れを幸いにも冗談だと受け止めていただけたおかげで何とか場をやる過ごすことができましたが何がすごいって私の知識は幼少時代のファミコンから得たもので完全に止まっているという事実です。
無知も突き詰めれば笑いに昇華できると言う自己正当化にもほどがある思考を皆様に垂れ流したところで今日のお話はおしまいです。
皆さんも知らないものは知らないと言える勇気を持ちましょう。
ゲッツ!(←ジャイアンツの外人選手の誰か)
巨人といえば私も子供の頃のイメージが強いです。松本とか中畑とかの頃。
ゲッツはあのー、誰だっけか。あの明るい外国人でしょ。
ラミレスだっけか。違うっけ。
Posted by: ちび黒たまご
ですよね!「ゼッコーチョー!」ですよね!
中畑が「たちあがれ日本」から出馬していた時には正直ガッカリしましたが・・・
ラミレスですね。
今もまだジャイアンツにいるのでしょうか。それすら定かではありません。
Posted by: タクヤ先生