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華麗過ぎるゴルフデビュー(後編)

2010年12月14日 15:55(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

と、いうわけでそしてゴルフウェアに身を包んだ準備万端の3人+着の身着のままの1人のコースへの旅立ちがいよいよ始まりました。

初めて乗るゴルフカートにテンションを上げながら1番ホールへと移動します。

皆、各々のゴルフクラブを確認したり、ボールやピンを取り出したりと着々と準備を進めています。私はと言うと何をしたらいいのか分からずとりあえず全てのボールに「杉山」と書いてみますが明らかに何かが違います。

そうこうしているうちにカートは1番ホールへと到着。

今回のゴルフ場は総じてクセのあるコースが少なく、非常に素直なものが多いというのが特徴。

「まさに初心者にはうってつけですよ」と笑顔で言ってくれるギターの顔から「これでできなければもうどうしようもないミジンコ以下ってことだけどな」という声がこぼれてくるような気がします。

そんな言葉の行間に潜むプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも初めてのフェアウェイへと足を踏み出しました。


「順番を決めます」

くじを引き、順番を選定。
私は幸か不幸かラストの4番。

「お、杉山さんの初打席は最後のお楽しみですね!」と仲間から。

そうだね、最初で最後にならなければいいんだけど。

そしていよいよ皆でのプレイがスタートします。
順番はベース→ギター→ドラム→私の順番。

ベースとギターは危なげなくドライバーでカーーーン!とよい音を響かせてかっ飛ばします。

続く初心者ドラムもやや右にスライスするもOBにはならずコース内に。

「さあ!いよいよ杉山さんですよ!」

うん、そうだね、でもいよいよとか言うな。ふりかぶって殴るぞ。
皆にうながされるように打席(正式名称は不明)に立ちます。

初めて立つゴルフの打席(正式名称は不明)。
うう、なんだろう地平線が見えるこの広さに心地よさを感じます。この開放感があればあるいは・・・・

スーパーショットの予感!

さっそうとドライバーを・・・・っとドライバーがないのでウッド(番号は不明)を取り出すと目を閉じて意識を集中します。大気がざわざわと揺れるほど私の体からは「気」がほとばしり始めます。

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(大気の流れを感じているイメージ)


カッ!!!(目を見開く)

きた!きた!きた!今だ!今なら打てる!最高の一打が!!

身体を大きくねじり上げ、渾身の力を込めて大きく振りかぶります。

いっけええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ


ブアシュアアアアアアアアアアア!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「行った!どうだ!どうだ!完璧だったでしょ!?どこいった?」

メンバー全員の視線を追います。

4センチほど前に転がっているボールがあります。え?これ誰の?

と、いうわけで1ホール目で全ての持参ボールを華麗に紛失し、溝と河に飛び込み、なんだかわけのわからない汚水で虹色になった泥をすくいながらゴルフボールを散策するという皆の28倍くらい疲れる内容で18ホールを制覇。

初めてのスコア帳には燦然と輝く「171打」の文字が残りました。

ゴルフ、最高!(ヘドロまみれになりながら)

こんにちは~。


擬音語いっぱい♪ヽ(^。^)ノ

杉山ボール・・・・・・・

どこへ行ったんでしょうね。(o|o)

擬音でしか表せませんでした・・・。

杉山ボールですがなんと18Hで河さらいをしていたところ奇跡の再開を遂げました。「杉山」の文字を見た途端に涙があふれました。

誰よりも着替えが必要な状態で終了したのですね?
日記の幅からはみ出るほどの!!!!が印象的でした。
帰宅後、大先生に杉山ボールを投げつける余力も残されていなかったんでしょうね。

とりあえずドライバーで強打しておきました。完全に刑事事件ですね。