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おみくじアンプリファー

2011年1月15日 17:27(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

さて、新年一発目のタクヤブログ更新とあいなりましたが皆さん、素敵なお正月をお過ごしになられましたでしょうか?

私はと言えば三が日から市の急患センターの当番に出かけたりとあまりのんびりとこたつでおせちをつまむ、ということができませんでしたが、それでも何とか初詣には出かけてまいりました。

2歳になりました愛娘と手をつないで親子3人で地元の神社へと初詣。

娘はなんだかよくわかっていない様子でしたがここで「おとーさん、がんじつはかぞくそろっていえにこもり、としがみがやってくるのをしずかにまつのがならわしだったんだよ」とかいきなり言われてもたじろぐだけなので「お正月はみんなでここにお参りするんだよ」と最低限の説明だけして出かけてまいりました。

さすがに普段はシン!と空気が張り詰めるくらい静かな神社も正月は大賑わい。

これはもうお祭り騒ぎだぜ!という雰囲気の中、神社を一歩外に出るとわたがしだのタコ焼きだのもう完全にお祭り。まあ神様もこの時期くらいは大目に見てくれるでしょうか。

小さな手を引きながら無病息災のおまもりを3人分、破魔矢などを古いものと買い換えます。

さて・・・・いよいよだな・・・

実は今日ここに来たのには大きな目標がありました。なにをかくそうそれは「O-MI-KU-JI(おみくじ)」です。

と、いうのも実はこの私、3年連続で「末吉」をひいております。
ご存知の通り末吉は「最も凶に近い吉」。

ひいた時の周りのリアクションもどちらかと言えば「うわぁ・・」という江頭2:50のネタを見た時みたいな反応が返ってきます。

これを3年連続で、ということで個人的にはたまったものではありません。
もちろんおかげさまで末吉をひこうともここまでの3年身体も元気に日々充実して楽しく過ごさせていただいておりますのでいちいち一喜一憂すべきものでもないのはよくわかっておりますが・・

それでもある種「リベンジ」の心境がないかと言えば噓になります。

今年こそは大吉・・とまではいかないまでも 中吉、吉クラスを引当てて「今年はもっといいことありそうだね☆」とわたがし売りにチップの一つ(10円)もはずみたいじゃないですか!

と、、いうわけで今年の意気込みは例年のそれとは明らかに違います。

おみくじを引く列に並ぶ私ですが明らかに周囲の方との温度差はまさに「触れたら低温やけどするぜ」と言わんばかりのもの。一心不乱におみくじ台を充血した目で凝視しながら「吉吉吉吉」と呟く私は100%不・審・者☆。

心なしか周りの方との距離が私だけやや遠いような気がします。気のせいでしょう。

そして、前列の方が「やった!吉だ!」と歓声を上げた後にいよいよ私の出番です。
ふふふ・・吉か。そんなものくらいで狂喜して・・「二番じゃいけないんですか?」って感じかい?小さい・・・小さいぞ!!!私は1番を狙う!そう、それは遥かなる高み!至高の運勢!

いでよ!大吉ぃぃぃぃぃっぃぃいぃぃぃいああぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

口で「ズッキュウウウウン!」と呟きながら渾身の力を込めておみくじを引きます。

「これだ!これで決まりだ!」

なんでしょうこの達成感は!開いてもいないのに健康運の項目を口走れそうです!


妻と子を呼び寄せます。

「見てくれ、お父さん、今年こそこのおみくじで日本経済より一歩先にデフレスパイラルを脱却するよ!」

と言いながらいそいそとおみくじを開きます。
後残る仕事は「大吉」の文字を確認するだけです!


いっけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!


小吉でした。


新年早々フォローも突っ込むこともできない奇跡の間隙を縫ってのチョイスにこの話を語る人すべての人の表情を「微妙」に変えるネバーエンディングストーリーを吐き出してしまいました。


ちょっと富士の樹海まで行ってきます。

低温やけどってあたりが、いかにもタクヤ先生ですな。
ちなみに昨日、職場に先生と同姓同名の患者さんがいらして、一瞬「まさかのご本人!?」と胸が高鳴りました。一瞬でしたけど。

まさに「長く振れるとあまりいいことないよ」を地で行く精神状況でした。

残念ながら私は病院と言うものに行ったことがほとんどないのでそのサプライズはなかなか現実化できなそうな勢いです。