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壊れゆく日本語(タクヤ先生の場合)

2011年10月19日 09:21(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

帰国してからというもの、我ながら笑ってしまうくらいあっさりと日常に戻ることができましたが、ここのところ気がついた問題が一つ。

日本語が下手くそになっています。

別に英語がペラペーラになったので日本語が話せなくなっちゃったぜボンジュール☆彡というわけではなく、むしろ日本語だけ下手くそになってる感じです。そもそもボンジュールはフランス語です。

具体的にはどういうことかといいますと、端的に言うと明らかに噛みます。

もともと私の場合、話すことが仕事なわけですので、スラスラと言葉を紡いでお客様に不安を与えることなく漢方薬や自然薬の説明をしなくてはなりません。いわば滑舌や流暢な言葉こそが私の生命線、と言えるわけです。

それなのに・・・それなのにッ!

例えば先日、ある相談時の会話をピックアップしてみますと

お客様「じゃあタクヤ先生、このお薬は若返りの薬、って解釈でいいんですか?」

私「そのとおりです!そもそもそのお薬にはたくさんの種類の若返りの生薬がブンドされておりまして」

「ブリンド?」

「ああ、失礼しましたアイミーンナ、ブレンドと言いたかったわば

「たわば?」

「ああすいません噛みました」

一事が万事、このような感じです。困ったことに喋りたい内容は頭の中に浮かんでくるのですがそれを変換する機能が一部ぶっ壊れてしまっているようで、時に日本語に、時に英語で言葉が浮かんでくるので混乱して噛んでしまうようです。

このようなことが続いている中で、トドメは昨日、スタッフに声をかけられた時に

「あ、すいませんタクヤ先生!」

 「ヘペ?」(満面の笑で振り返りながら)


どこの部族でしょうか。
日本語が下手くそとか以前にもはや日本語でありません。

浮かんでは消えていく中途半端に身に付けてしまったイングリッシュが大きな足かせとなって私の日々の業務を圧迫するとは誰が予測していたでしょうか。卑弥呼?

そんなわけで今日も小脇にハリーポッターの洋書を抱え、BBCのイングリッシュニュースを聴きながら通勤している私です。

ご来局された時に私が噛んでもだえていてもどうか広い心で見守ってやってください。ただいま絶賛リハビリ中の私です。

リハビリしないことを皆さん望んでいると思うのですが。少なくとも私は望んでいますが。

おかしなこと望まれてルーーー!!このままでは日本人としてやっていけません。