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出雲・松江一人旅 ①

2012年2月 6日 10:36(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

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2月の3日から5日まで、寝台特急「サンライズ出雲」に乗って出雲・松江に一人旅をしてきました。
仕事柄、なかなか連休というものを取ることができなかったのですが、今年から少しスタッフ間で休みを取れるようにしていこうということでまずは私が鈍器で後頭部を殴打されるのを覚悟で先陣を切らせていただいた形です。

3日、夜10時の横浜駅。
さすがに週末の横浜はこの時間でもかなりの混みよう。
静岡方面に帰るサラリーマン達の中にまぎれている私。

キャリーバッグと大量の食料の入ったビニール袋を提げている私はその中で完全な不審者オーラ全開です。
何本かの普通電車を見送ったあと・・・


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いよいよサンライズ出雲が横浜駅のホームに滑り込んできました!

夜行列車が大好きでわざわざ今回も夜行をとったくらいの私です。気分的にはボルテージ最高潮ですから、ようやくお目見えした特急夜行電車をホームに寝転んで連写したい衝動にかられながら何とか踏みとどまります。

ワクワクする気分を必死に抑えながら乗車。割り当てられた個室寝台へと向かいます。

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一人用個室「シングル」。
従来の寝台席よりは広く、完全個室だし何より綺麗。ベッドはのびのびできます。
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簡易ですがテーブルもついており、空調の調節、FMラジオ、コンセントもついているのでなかなか快適です。

いちいち「おおー」と設備に感心している間に電車は横浜駅を出発。次駅の熱海から東海道を走り、北上して岡山、そして終点である出雲へ向けて走ります。

時間にして12時間。
こう書くと長いですが、まあすでに時間は夜11時に迫る時間です。眠くなれば寝ればいいし、カプセルホテルに泊まっていると思えば充分快適です。

揺れは思っていたほどありませんが、駅に着いた時にはホームを下から見上げる形になるのがちょっと嫌な感じです。

などと言っていても仕方がないし先は長いのでのんびり行こう!ということで旅行情報誌「るるぶ」の松江・出雲の特集号をベッドにどっかり座ってパージをぱらり。


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無言で本を閉じました。


私はひょっとして男一人で行くべきところではないところに行こうとしているのでは・・・
そんないやあな予感を丸めて窓に叩きつけ、走っている列車の車窓をふと見ると

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ゆ、雪!??!?! (続く)