夏の日の2012
2012年3月30日 16:00(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
私の場合、日曜以外に固定休というものがございません。
とはいうものの毎日毎日店頭に出ておりますとそれはそれで疲れがたまるもので、やはり休息というものが必要になります。そこで大先生にお願いして時間をいただいた上で週に4回ボクシングジムへ行きます(嘘つきました休息とか必要ありません)。
そんなわけで今日も今日とてお昼休みを1時間ほど伸ばしていただき、ジムへといってまいりました。(内訳:移動時間40分 練習1時間15分 昼食5分)
鼻歌を歌いながらさあ今日も殴るぞとノリノリでジムのドアを叩きます。
「お願いしまぁぁあああああ?!」
しかしドアを開けた瞬間むぅぁぁっぁぁぁぁっっ!と考えられないほどの熱気。この暑いのにストーブをたいているようです。
な・・・・なんだこれ!?
「ちょ、ちょちょちょちょっ。会長!暑いですよ!」
中からこれまた死にそうな顔で出てきた会長(元世界3位)に苦言を呈します。
「仕方ねぇだろ、トレーナーが寒いっていうんだから」
どうやら風邪をひいているトレーナーの「ストーブたいてくれ会長」の嘆願を拒めなかったようです。輝かしい戦績の割にこういうところがいまいちビシッ!と言えない人なんですよね。
しかし外から入ってきただけでこの熱気です。ちょっと首を伸ばして中を見ると数人の練習生が熱さのあまり倒れ伏して嗚咽を漏らしています。ダメだろこの環境、完全に。
季節がようやく春めいてきたというのになぜ熱中症になっている連中がここにこんなにいるのか甚だ疑問です。
「と、とにかくあからさまにみんな死にかけてるじゃないですか、これもう自殺行為でしょ。消すべきです、即刻」
会長の肩をつかんで揺り動かしながら必死で訴えますが
「じゃあ杉山君、あの彼にそれが言えるかい?」「彼?」
そう言って会長が指差した先にはこれまた息も絶え絶えに床に突っ伏しているトレーナー(風邪)の姿が。うん、休め☆彡
結局1時間15分で7Rのスパーリングをこなし、店に戻って体重を計ったら3キロ減ってました。なにこの奇跡。