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タクヤ 夕陽に死す

2012年4月12日 09:48(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

ボクシングジムに通い始めて早いもので4年が経ちまして。

私の年齢上、入会時点ですでにプロにはなれないんですが、なんだかんだで週に3~4回は通い続けている中でトレーニングはもちろん相手のいるスパーリングも幾度もこなしているのでなんというかそれなりの経験に基づく「やってるんだ」という自信みたいなものがあります。いや、あったんですけど。

今日は朝から凹んでいます。

というのも昨日プロボクサーとガチスパーしまして初のKOをくらいました。
なんていうか完敗というよりその戦闘能力のあまりの差に乾杯です。

気がつ​いたら天井を見ていたという漫画みたいな経験をしてしまいました​。
ダメージを受けたと認識する前に倒されるなんていうのは4年間でもなかなか経験したことがありません。しかもゴングが鳴ってから時間としては1分も経っていないのではないでしょうか。

もちろんプロ相手に勝とうという無謀な考えはないにせよ自分なりの4年間で培ってきた戦闘スタイル、動き、スピード、パワー、その全てが全く通じないというこの圧倒的な敗北感。

正直もうちょっと戦えると思ったんだけどな・・という気持ちはありました。
やはりプロおそるべ​し。パンチの弾道が全く見えないなんてはじめての経験でした。

そ​んなわけで今朝はなんか首がムチウチみたいになっており、完全に制御不能の状態になっています。力いれ​たら伸びるんじゃないかなこれ。

昨晩は悔しくてなかなか寝付かれず、ようやく眠りに落ちたと思ったら巨大なパンチンググローブが私に襲いかかってくる夢を見て何度か目を覚ましました。ポップに言うとトラウマですね。

「そりゃ杉山さん、こいつこれで飯食ってるんだから!」とトレーナーに慰められるのがまたもや屈辱。確かに自分はこれで飯食ってますが・・(漢方薬をポケットの中から延々と取り出しながら)

全く何もできずに終わったスパーほど悔しいものはなく、この気持ちを一体どこにむけたらいいんだ!と昨日家に帰ってからプチプチを5時間ほど潰していましたがこんなことではいけない!やはりボクシングの悔しさはボクシングで返さなくては!と固く決心いたしました!

と、いうわけで今日も午後からジムに行ってきまーす!(懐にバタフライ​ナイフを入れながら)